「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「こんにちは、母さん」(UC豊洲にて)私的評価★★★★(今年65作目)
山田洋次監督作品。大手会社の人事部長の男性。妻とは別居、娘は祖母の元で暮らし、本人は会社命令の首切りに飽き飽きしていた。そんな人たちの間で起こる事件をユーモアと涙で描く。もうこんな古いタイプの映画を観る若い人はいないだろうなあと思ったら、予想通り観客は老人ばかりでした。

「MEG ザ・モンスターズ2」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年66作目)
まあ、深海の海から現れたのは超巨大サメ。深海で希少鉱物レアメタルを違法に採掘する窃盗団と遭遇した科学者たちの命はどうなる。それに巨大サメと蛸が絡み合う。兎に角疲れる活劇でした。勝つのは勿論主人公たちだが。

9月8日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「私の大嫌いな弟へ、ブラザー&シスター」「ヒンターテント」「禁じられた遊び」「6月0日 アイヒマンが処刑された日」「ドラキュラ デメテル号の最期の航海」「ほつれる」「ウエルカム トゥ ダリ」が紹介されていました。

また、9月8日付け日経新聞夕刊電子版「アートレビュー」には、「こんにちは、母さん」「私の大嫌いな弟へ、ブラザー&シスター」「ヒンターテント」「禁じられた遊び」「6月0日 アイヒマンが処刑された日」「ドラキュラ デメテル号の最期の航海」「ほつれる」が紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」「怪物」「ミッションインポッシブル/デッドレコニングPART ONE」「こんにちは、母さん」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第二部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
鳳凰祭4月大歌舞伎昼の部「新・陰陽師 滝夜叉姫」を観劇。
團菊祭5月大歌舞伎昼の部「寿曽我対面」、「若き日の信長」と「音菊眞秀若武者」を観劇。
6月大歌舞伎昼の部「傾城反骨香」、「児雷也」、「扇獅子」を観劇。
7月大歌舞伎昼の部「菊宴月白波 忠臣蔵後日譚」を観劇。
8月納涼歌舞伎昼の部「新門辰五郎」と「団子売」を観劇。
秀山祭九月大歌舞伎昼の部「祇園祭礼信仰記」「土蜘」「二條城の清正」を観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。7月に退院後初めての旅は3度目の利尻礼文でした。
9月には大人の休日俱楽部パスを利用して、米沢、山形、小諸に蕎麦の旅に、更に釧路へ寿司を食べに、そして福岡へ行く予定。11月は奥能登へ行きます。
海外には8月にハワイに行きました。次の予定は来年のオーストラリアかな?

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした.
「駆け落ち無情」(千野 隆司 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年123作目)「朝比奈凛之助捕物暦」シリーズ第2段

「札差市三郎の女房」(千野 隆司 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★(今年124作目)

「酒田さ 行ぐさげ」(宇江佐 真理 著)実業之日本社文庫 私的批評眼★★★★★(今年125作目)「日本橋人情横丁」
久々に日本人の機微に触れた作品だった。是非お勧めする。

「象印の夜」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年126作目)「新・若さま同心・福川竜之助」シリーズ第1段

「水月の筝」(岩室 忍 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★★(今年127作目)「初代北町奉行 米津勘兵衛」シリーズ第9段
いやあ、面白かった。これを読まない手はない。

「本所おけら長屋 外伝」(畠山 健二 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★★★(今年128作目)