映画

映画「海洋天堂」(シネスウィッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年125作目)
英語名「OCEAN HEAVEN」。21歳の自閉症の息子を抱え、男手ひとつで育てている王さん。勤め先は水族館。ところが末期の肝臓がんで余命3ヶ月と宣告される。自分が死んだ後、息子は生活出来るのだろうか?と悩む彼。色々な施設に問い合わせするがどこも息子を拾ってくれない。絶望の中、少しでも自立できるように息子に世の中のことを教えようとする。父と子の愛情物語。

映画「人生、ここにあり」(シネスウィッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年126作目)
1983年のイタリアはミラノ。精神疾患を病む患者たちを組織化し組合とした人たちの実際の物語。患者はこれまで精神安定剤を大量に投与され、自立させてもらえなかった。それを木の床のモザイク唐閧フ仕事を請け負い、患者たち自らが作業することで社会的にも自立させようと一生懸命に努力する一人の男性を中心に描く。感動も物語。

映画「黄色い星の子供たち」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年127作目)
1947年6月、ナチス占領下のパリ。ユダヤ人たちは胸に黄色い「ダビデの星」のマークを付けさせられていた。7月、遂にナチスはパリの警察を動員してユダヤ人狩りを行い、あっという間に1万3千人を屋内自転車競技場に収容してしまった。そしてここからまずは郊外の収容所に移動させ、更に東に、ポーランドへと列車で送るのだった。そこで働いたフランス人看護婦の目を通じて写る子供たちの姿を描く。涙なくして観られない作品でした。

映画「パピヨン」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年128作目)
「午前10時の映画祭」での旧作50本の内。パピヨンとはフランス語で蝶のこと。主演はステーブ・マックィーン。フランス領ギニアの刑務所に送れられたパピヨンが何度も何度も脱走を図るという映画。過去にも観たのだが、いつ観ても面白い。

映画「ロック わんこの島」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年129作目)
2000年に起きた三宅島の噴火とそれに伴う全島避難に巻き込まれた家族と犬の物語。子供向けのお話しでした。

日経新聞7月29日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「エッセンシャル・キリング」が4つ星、「おじいさんと草原の小学校」が3つ星、「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」が3つ星、「カーズ2」が3つ星、「復讐捜査線」が3つ星、「デビルクレスト」が3つ星、「ふたりのヌーヴェルヴァーダ ゴダールとトリュフォー」が3つ星でした。

「シノプスシ135」(読書シリーズ135)
本「錯綜の系譜」(上田秀人著、)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年205冊目)「目付鷹垣隼人正 裏録」シリーズ2作目。
5代将軍「綱吉」から直々に命じられて目付になった鷹垣は、6代目将軍の座を狙う一味との戦いに巻き込まれる。伊賀者、甲賀者、黒鍬者らの忍者や、上野寛永寺の僧兵などが入り乱れる。そして3代将軍「家光」の出生の謎が明らかになる。

本「死笛」(鳥羽亮著、)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年206冊目)「隠目付江戸日記」シリーズ1作目。
本「秘剣水車」(鳥羽亮著、)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年207冊目)「隠目付江戸日記」シリーズ2作目。
本「妖剣鳥尾」(鳥羽亮著、)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年208冊目)「隠目付江戸日記」シリーズ3作目。
海野洋之助は48歳の隠居した武士。駿河国江崎藩の江戸における「隠目付」としてその腕をかわれ活躍するお話し。

本「悲恋斬り」(鳥羽亮著、)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年209冊目)「介錯人・野晒唐じゅう郎」シリーズ6作目。
本「飛龍の剣」(鳥羽亮著、)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年210冊目)「介錯人・野晒唐じゅう郎」シリーズ7作目。
本「妖剣おぼろ返し」(鳥羽亮著、)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年211冊目)「介錯人・野晒唐じゅう郎」シリーズ8作目。
本「鬼哭霞飛燕」(鳥羽亮著、)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年212冊目)「介錯人・野晒唐じゅう郎」シリーズ9作目。
本「怨刀鬼切丸」(鳥羽亮著、)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年213冊目)「介錯人・野晒唐じゅう郎」シリーズ10作目。
本「悲の剣」(鳥羽亮著、)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年214冊目)「介錯人・野晒唐じゅう郎」シリーズ11作目。
本「死化粧」(鳥羽亮著、)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年215冊目)「介錯人・野晒唐じゅう郎」シリーズ12作目。
狩谷唐じゅう郎は、刀の試し切りや目利きで生計を立てている。時代は幕末、外国船が日本を度々訪れ不安な時代だ。老中首座阿部伊勢守から伊賀者を通じての依頼で色々と探索にも力を貸す長編時代物。

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