午後から西鉄電車に乗って大宰府に行った。ここでも中国人韓国人の観光客が沢山いたのには驚かされた。九州は原発の影響もなく、観光客の足は回復してきているようだった。空は快晴、雲ひとつなく、眩しいくらいの陽射しが厳しかったが、空気はまさに秋の澄み切ったものだった。菅原道真公を祭るここ「太宰府天満宮」は受験シーズンではないので絵馬もなく、落ち着いた雰囲気だった。10円だけお賽銭を投げ、「二礼二拍手」。もともとこの大宰府は大陸や朝鮮半島への出発点でもあり、政治と経済と国防の中心地だったという。「遣唐使」もここから出発したし、「元寇」の際にはここが拠点となり、蒙古に対したという。門前町には「梅ヶ餅」という焼餅を売っていた。太宰府天満宮の名物はそういえば「梅」だったことを思い出した。境内には梅の木があったことを思い出した。1300年の歴史を誇るこの天満宮、年間どの位の観光客が訪れるのだろうか?