「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「アラビアンナイト 三千年の願い」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年17作目)
文芸家の女性が講演で訪れたトルコはイスタンブールのバザールで買い求めたガラス瓶をホテルで磨いたところ、中から大男の魔人が現れ、3つの願いを叶えるという。彼の3000年に亙る苦悩の話しを聞くと彼女は突然彼に恋をする。そこから何が出て来るのか?実に奇妙な話しでした。

「ワース 命の値段」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年18作目)
9・11で亡くなった人たちに対する補償金を決める役割を担った弁護士たちの苦悩を描く。申請期限は2003年クリスマスまで。果たして命の価値に差はあるのか?

「エンパイア・オブ・ライト」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年19作目)
イギリス南部の港町にある映画館「エンパイア・シネマ」で起こる人間模様。中年女性を中心にしてその悩みと愛を描く。

2月24日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」、「フェイブルズマン」「アラビアンナイト 三千年の願い」、「丘の上の本屋さん」、「ブラックライト」が紹介されていました。

また3月3日付け日経新聞夕刊の「アートレヴュー」の評価は「フェイブルズマン」が3つ星、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が3つ星、「丘の上の本屋さん」が3つ星、「エッフェル塔 創造者の愛」が3つ星、「マイヤ・イソラ 旅から生まれたデザイン」が3つ星でした。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第ニ部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇記を観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。
また海外にはハワイに5月家族と行く予定です。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした.
「流人道中記 上」(浅田 次郎 著)中公文庫 私的批評眼★★★★★(今年17作目)

「流人道中記 下」(浅田 次郎 著)中公文庫 私的批評眼★★★★★(今年18作目)

「十日えびす」(宇江佐 真理 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年19作目)