「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「嘘八百 なにわ夢の陣」(UC豊洲にて)私的評価★★(今年2作目)
秀吉ゆかりの宝が7つあり、最後の一つが湯飲みだという。真贋を極めようとする人たちに対して偽物を造った人たちとの争いのお話し。つまらなかった。

「ドリーム・ホース」(TC日比谷にて)私的評価★★★★★(今年3作目)
実話だという。イギリスはウェールズのある農場の女性経営者は競馬に目覚め、雌馬を買い求める。そして種馬から生まれた雄の子馬に「ドリーム・アライアンス」と名付ける。この種馬等の費用を出すために組合を作り地元の人たち10名ほどが株主として参加。最初は鳴かず飛ばずのレースだったが、徐々に頭角を現し遂にウェールズ最高の舞台で優勝するというお話し。感動的でした。

1月6日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「SHE SAID その名を暴け」、「そっして僕は途方に暮れる」、「モリコーネ 映画が恋した音楽家」、「世界は僕らに気づかない」、「ひみつのなっちゃん」が紹介されていました。

また13日付け日経新聞夕刊の「アートレヴュー」の評価は、「SHE SAID その名を暴け」が5つ星、「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が4つ星、「紫 MURASAKI」が3つ星、「そして僕は途方に暮れる」が2つ星、「ひみつのなっちゃん」が2つ星でした。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」

★★★★=「The First Slam Dunk」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部を観劇予定。

「2023年旅暦」
また海外にはハワイに5月家族と行く予定です。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした.
「双竜伝説」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年1作目)「若さま同心・徳川竜之介」シリーズ第12段


「暁の雹」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年2作目)「其角忠臣蔵異聞」シリーズ第3段

「牛の活きつくり」(風野 真知雄 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年3作目)「潜入味見方同心」シリーズ第5段

「小雪ずし」(和田 はつ子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年4作目)「料理人季蔵捕物控」シリーズ第44段

「風月の記」(岩室 忍 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★★(今年5作目)「初代北町奉行米津勘兵衛」
久し振りに涙した。人情物に泣かされた。
ついでに書かれていた本の一部から抜粋する。
・関東で起きた平将門の乱に討伐軍を送った朝廷は、同時に将門調伏を願い、朱雀天皇の密勅を出して、京の高雄山神護寺に安置されている弘法大師空海作の不動明王像を海路上総の成田山新勝寺に送る。この結果将門は破れたので、成田山新勝寺は有名となる。一方、江戸の神田明神は平将門を祭神としているため、両方を参拝するのはよした方がいいとされているという。
・慶長六年(1601)から大政奉還の慶応三年(1867)までの267年間で、江戸で起きた大火は49回、京は9回、大阪は6回、金沢3回。大火以外の火事は1798回というから兎に角江戸は火事が多かった。

「最強の虎」(永井 義男 著)コミック時代文庫 私的批評眼★★★(今年6作目)「隠密裏同心 篠田虎之介」シリーズ第1弾

「老中」(小杉 健治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年7作目)「蘭方医・宇津木新吾」シリーズ第15弾