東京タワー

「J REPORT 2012 2月第3週号」
「リタイアメント・ノート 3年目8ケ月目」 「VOL.726 SINCE AUG. 12th、1983」
「東京タワー」
六本木ヒルズから「東京タワー」を見る。ライトアップされた姿が美しい。昭和33年に完成したこの塔の役割も終えて、電波塔としての器具は外すという。私も何回か展望台に上ったことがある。今後、この嘗ての東京の名所をどう保存して、またどう活用していくのか?問題は決して解決していない。だが嘗ての東京名所は光輝いていた。

「電話の切り方」
私には悪い癖がある。まだ若い頃、サラリーマン時代のことだったが、商売上電話でのやりとりが非常に多い。特にユーザーや特約店からの電話が集中する時期がある。当時の電話は黒いダイヤル回転式のものだから、私宛に掛けてきた電話は私が話中だと「終わるまで待つ」というのだ。すると目の前に黒い受話器が数台並んでしまうことが度々あった。皆商売上必要な話しを私としたいから話し中だからいって一端電話を切ってはくれない。寸暇を惜しんで待っている。従って私としては今している通話をなるべく要点だけで纏めて終える。そして次の電話に早く取り掛からなければならないし、電話ばかり受けていてはこちらから誰にも掛けられないということになる。従って次々と電話を処理していかなければならないから、話しが終われば即電話を切る。そして次の電話に取り掛かるということになる。だから相手が切りたいかどうかなど関係なく、用件が終われば即切るという習慣が身に付いてしまい、これが未だに続いているのだ。大変失礼したことも多分あったのだろうと思う。この場を借りてお許し願いたい。相場商品を扱っていたから、早くしないと相場が逃げてしまうので行った行為だったが、すみませんでした。そんな電話商売だったから、隣の電話で他の人が何を話しているのかも、自然に分かるようになってしまった。忙しい時代のことだった。今は、電話はビジネスフォーンだから保留も出来るし、用件はメールで確実に届けることが出来るから私のような不始末をする人はいないのだろう。

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