テレビの力

「J REPORT 2012 2月第4週号」
「リタイアメント・ノート 3年目8ケ月目」 「VOL.727 SINCE AUG. 12th、1983」
「テレビの力」
フジテレビの朝の報道番組「とくダネ」で「インフルエンザ」に効果ありと報じられたのは乳酸菌「R≠P」と呼ばれるもの。「明治」が発売しているヨーグルト2種類に含まれているというのだ。報道2時間後にスーパーに行って見たが、その商品棚は空っぽだった。その後も全く商品は現れなかったが、あれから約2週間が経って、漸く商品が棚にあり、一つだけ買って来た。その効果と言うのが、佐賀県有田町では保育園幼稚園小学校の子供たちにこの「R≠P」のヨーグルトを継続的に与えたところインフルエンザの発症率が激減したというのだ。これが今流行っているインフルエンザ対策だとばかりに飛びついた人たちがいた訳だ。ちょっと遅かりしとは思うのだが、子を思う親心だから仕方がないか。ところで「R??」については、「1073R≠P乳酸菌は、新しい可柏ォを秘めたEPS(多糖体)をつくりだす乳酸菌です」と書かれてあった。「日本人は熱し易く冷め易い」というが、このR?1騒ぎ、「食べるラー油」の二の前にならなければいいと思うのだが、それにしてもテレビの影響力は凄い。16日からはまたまた「R??」はありませんでした。

「トマトの効用」
これもテレビ新聞で報道されたが、京都大学で「トマト」に含まれるある成分がネズミ段階では「中性脂肪」と「メタボ」に効果があるというのだ。トマトの効用は既にメーカーの「カゴメ」の社員にはメタボがいないといわれていたのでやはり効果があったのか?と思ったのだが、これがネズミだけでなく人間にも効果があるとなれば大発見だ。早速私もトマトジュースを買い求めてきた。トマトだと毎食2個程度食べる必要があると言う。ジュースだと毎食200cc飲むらしい。一日600cc、それなりの量になる。まあやってみよう。無塩のトマトジュースをそれから毎食飲んでいる。私もどうしようもないテレビ人間だということが改めて分かった。でもこれで本当に効果があったらどうしよう。ところが本日(15日)にスーパーに行ったが「トマトジュース」の棚から商品が消えていた。やはりテレビ等マスコミの影響力は大きい。16日も2軒のスーパーに行ったが商品棚はこれも空っぽ。当分駄目だね。京橋の明治屋で大きな瓶入りトマトジュースがあったので一本だけ買ってきた。15日にはあった190ccの缶入りも16日にはなくなっていた。

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