2012年の映画のお話し

映画「スペックー天=v(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年68作目)
多分漫画の映画化なんだろうが、よく分からず荒唐無稽でつまらなかった。

映画「アーチスト」(TOHOシネマ六本木ヒルズにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年69作目)
今年の「アカデミー賞」の「作品賞」「主演男優賞」「監督賞」「作曲賞」「衣装デザイン賞」を獲得した作品。アイデアが素晴らしい。全編「白黒映画」で基本的には「音楽」が流れるだけ。筋書きは無声映画からトーキーに移る時代に、古い考え方の男優と美しく素早くトーキーに乗り移った女優との恋愛物語。必見ですね。脇役の犬に他の俳優が食われてしまいそうでした。この犬、「犬のアカデミー賞」を獲得した名犬です。

映画「さよならをもう一度」(TOHOシネマシャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年70作目)
白黒映画。往年の名優たちの映画だ。イングリッド・バーグマン扮する40歳の家具販売の女性「ポーラ」と付き合っているのはトラクター販売の男性「ロジェ」(イブ・モンタン)。彼は所謂プレーボーイで影では遊びまくっている。仕事上で知り合った25歳の弁護士の男性「フィリップ」とポーラは付き合いだす。理由はロジェの遊び過ぎと彼から与えられる孤独に耐えられなくなってだった。2ヶ月ほどロジェと別れ若い弁護士と付き合うが、ロジェから結婚を垂オ込まれる。さあどうなるのか?哀しい女性の生き方が感じられた映画でした。

映画「タイタニック」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年71作目)
久々に観たが、流石よい映画だった。若き日の「レオナルド・ディカプリオ」と、ちょっと小太りの「ケイト・ウインスレット」は懐かしい限り。2Dがどうやって3Dに変身するのか分からないが、3Dも素晴らしかった。

日経新聞4月13日夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「別離」が4つ星、「決闘の大地で」が4つ星、「ジョン・カーター」が2つ星、「バトルシップ」が2つ星、「オレンジと太陽」が3つ星、「SRサイタマノラッパ^ロードサイドの逃亡者」が4つ星、「季節。めぐり それぞれの居場所」が3つ星でした。

「シノプスシ170」
「夏天の虹」(高田 郁 著) 角川春樹文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年98冊目)
「みをつくし料理帖」シリーズ7作目。女料理人「澪」は恋に生きるのか、料理人として生きるのかの選択を迫られ、恋を捨てた。ど同時に匂いと味が分からなくなるというピンチに襲われた。さてどうなるのか?いつもながら実際の料理が美味しそうでした。

「春恋魚」(和田 はつ子 著) 角川春樹文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年99冊目)
「料理人季蔵捕物控」シリーズ15作目。一膳飯屋「塩梅屋」の料理人「季蔵」は、町奉行から裏仕置を命じられている者。今回はいわきまで出張っていった。人気シリーズです。料理関連の小説を3冊連続で読んで季節の味を楽しみました。

「拝領品次第」(上田 秀人 著) 幻冬社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年100冊目)「妾屋昼兵衛女帳面」シリーズ2
「妾」を派遣する口入屋「昼兵衛」に雇われて妾の用心棒をすることとなった「大月新座衛門」。不思議なことに妾が派遣された商家から大名から預かっていた「お宝」が奪われる。奪いに来るのは、お宝を担保に金を借りている大名の部下、または将軍のお庭番たちだった。

「こいしり」(畠中 惠 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年101冊目)「まんまこと」シリーズ2作目
小町名主の跡取り息子「麻太郎」とその友人達の物語。

「ころころろ」(畠中 惠 著) 新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年102冊目)「しゃばけ」シリーズ8作目
妖怪が沢山出てきて、病床の青年を助けるシリーズもの。

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