「読書欲」

「読書欲」
毎年200冊以上、300冊近くの文庫本を中心にして本を読んでいる。
本が売れないという話しを聞くし、本屋の閉店はあちこちにみられる。
閉店と言えば、いつも行くイオン東雲店にあった眼鏡の店がなくなっていた。食事処だけでなく、限りなく色々な業種での閉店がまだ続いている。
話しを元に戻そう。読書の話しだ。私は小学3年生まで本も漫画も殆ど読むという習慣がなかった。それが何かの病で学校を休んでいた時に母が買ってきてくれた漫画を読んで目が覚めた。それから学校の図書室の本を読み漁った。何を読んだか忘れたが、兎に角図書室の本で私が読め、理解できる本は全て読んだ。
小さい頃、親戚のいる札幌に夏冬の休みに長期で訪れていた時のことだ。読売新聞に連載されていた小説「猿飛佐助」というのがあり、父から小説の切り抜きが何日か分纏めて送られて来たのを読むのが楽しみだった。
そんな私だから中学の入試試験の時、栄光学園の校長だったグスタフ・フォス先生との個人面接でヒットラーの我が闘争を読んだことを話した。ませていたのか?
ところが高校大学時代はスポーツに打ち込み過ぎて殆ど本を読まなかったかもしれない。でも読書欲は残っていたのだろう、サラリーマンの時はこれも猛烈に本を読んだ。何でも読んだという記憶だ。
私はいつも作家別本リストを持っている。今、誰の連載物の何巻目を読んでいるかを知るためだ。これがないと再び同じ本を買いそうになるからだ。基本、本は作家で選ぶ。好きな作家の本は直ぐに買う。今年も何冊本を読めるかな。

「自転車は凶器?」
最近新聞でも報じられていたが、自転車は歩行者にとっては凶器に近いものになっている。まずその原因は自転車販売時に適正な法的な指導が行われていないことにある。それと最近の電動自転車の普及だ。これは人力ではなく電力で稼働させる訳だから、スピードコントロールが行われていないと本物の凶器になってしまう。また本来取り締まりすべき警察官が堂々と歩道を自転車で走っている。車道の左側を走って模範を示すべき警察官でさえ、こんなにルールが守られていない。これで市民に何の指導が出来るのだろうか?

「三日月」
その朝の空気は澄み切っていた。逆にそのために放射冷却で気温が低下し都内の最低気温も9度台になっていた。今秋最低気温だった。
そんな澄み切った空に三日月が浮かんでいた。(写真:三日月)
月齢24日の月だった。民間による有料月旅行も行われる時代に、月を愛でることが実に楽しいことを人類は大昔から知っていたのだ。