「ヨセミテ滝」

写真は「ヨセミテ滝」だ。流れ落ちる水だが、基本は雪解け水だ。従って夏になると水がなくなるという。この傾向は年々深刻になっているようで、10年後には滝自体がなくなってしまうのではないかと心配されているという。

「アメリカの国立公園は動物天国」
「イエローストーン」では「バッファロー」の群れが草を食んでいた。「グランド・キャノン」では「エルク(鹿)」「リス」「ブルー・ジェイ(青い色をした鳥)」、「ヨセミテ」では「エルク」「リス」「キャリフォルニア・コンドル」「きつつき」等々を観ることが出来た。動物たちはそれなりに自由闊達に動き回り、自然の中で生活をしていた。砂漠では多数の動物たちの足跡を観ることが出来た。きっと夜になって涼しくなれば砂漠を闊歩しているのだろう。グランド・キャニオンのレンジャーの女性が言っていたが、「キャリフォルニア・コンドル」所謂「ハゲタカ」は600羽強しかいないという。「絶滅危惧種」なのだという。本来は死肉を食らうのだが、観光客が投げるコインを飛びながら飲み込み、咽喉に詰まってしまって死んでしまうというのだ。コインを投げる奴も奴だ。とても動物天国とは言えない出来事だ。

「拾い物、遺失物」
旅行に出掛ける前の朝の散歩中に「千円札」を拾った。以前「関東33箇所霊場巡り」の最中に「群馬の水沢」のお寺で「一万円札」を拾ったことがあったが、それはお寺の賽銭箱に入れてきた。今回は千円なのでどうしようかなあ?と考えている。自分で使うより何か有益なことに使う。寄付でもしようかなあと考えている。まだ何もしていない。さて実は私もよく物を落とす。お金は落とさない?がお金が入った「小銭要れ」は度々なくしている。それも「ルイ・ヴィトンのがま口」を2個も無くしている。なんとたった一ヶ月の間にだ。5万円以上もする「がま口」をそれも2個もだ。ショックだった。

「平均寿命と健康年齢」
最近発浮ウれた数字に「健康年齢」があった。これは健康に生活出来る年齢を言う訳で実はこれが一番大切な年齢だと私は思っている。それによると日本人の健康年齢は「男が70.42歳、女が80.63歳」だとある。これは平均寿命から比べるとかなり低い。それでもこの数字は世界一の数字だというのだ。「平均年齢は男性が79.55歳、女性が86.30歳」で、女性は世界一、男性は世界4位だという。この「平均寿命と健康年齢の差」が実は病気になっていたり、身体が不自由であったり、寝たきりであったり、介護を受けていたり、ボケていたりとする歳なのだ。例えば男性の平均では、健康年齢は70歳強だが、平均寿命との差9年間は何らかの制限を受けているということになるのだ。だからただ生きているだけでなく、元気に生きられる「健康寿命」というのが益々大切になってくるのだ。因みに先進国の平均寿命は、男性=スイス80.2、日本79.55、イタリア78.81、フランス78.2、イギリス78.1、カナダ78.0、ドイツ77.51、アメリカ76.0、女性=日本86.63、フランス84.8、スイス84.6、イタリア84.07、カナダ82.7、ドイツ82.59、イギリス82.1、アメリカ80.9となっている。男女共に香港やシンガポール等のアジア系が平均年齢が長いと言われている。私は今年64歳になるから平均的に考えればあと6年で身体に「がた」が来る訳だ。それまでの間に旅行などもやれるだけやっておかないと70歳を越えても果たして元気で過ごせるか?「これは神様にしか分からないのだから、全力で生きていこう、その日が訪れるまでは」。
さて、話しは変わるが、今回の旅行でも「未亡人」の方が元気に参加されていた。数年前の「チュニジア」の旅には一人参加の5名の女性が皆さん未亡人だった。亡くなったご主人の遺産?を元にしてか、知らないが、まあ兎に角未亡人の方々は元気一杯に旅を楽しまれていた。先日ご一緒した北海道の方も、ご主人が亡くなった後、既に単独一人旅で50回ほど世界を廻っているという。羨ましい限りだが、ある意味寂しさを紛らわすのだろうか?どちらにしても元気に旅する姿は素晴らしいと思っている。

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