「家族会」

正月以来の家族会を開いた。場所は妹夫婦の家、元は私たち家族が住んでいた亡くなった父と母の家だ。一番長老は「叔母」(私の母の姉)で、私と私の妹、そして叔母の娘家族が一同に集まった。私の長男夫婦は旅行とかで欠席、姪の旦那さんも仕事で欠席だったが、それでもこれがほぼ我が一族の大半といってよいだろう。年に2回程度の親戚の集まりだが、それでも中々集まることが出来ない我が一族でした。

「男女の人生の長さの違いはどうして出来たのか?」
現代の日本人だけでなく、世界中の人たちの男女の人生の長さの差は歴然としている。多分間違いなく女性の方が長い。だがこの原因はなんなのか?という疑問に横浜国立大学の名誉教授の方が答えておられたのでご紹介しよう。男女の「性差」というのは生まれた段階では全くないという。脳は2歳くらいまでの間に発達し、その後は不要なものが除かれていくという。だから男女の性差はそれ以降に教育によって刷りこまれていくらしい。1万年位前の人類は実はこれまでの仮説とは違っていて、女性が木の実や果実を集めてきてそれで栄養を確保していたという。では男性は何をしていたのか?これまでは共同で大型動物を狩り立ててたんぱく質を確保してきたと考えられてきたのだが、骨やその他の残された物質から見て動物性たんぱく質ではなく植物性のたんぱく質を摂って来たということが判明したらしい。むしろ人間は大型動物から襲われて食べられていたらしい。ところが1万年位前から農耕が始まり定住生活となった。そこから力のある人や迫ヘのある人が地位を高めるようになり、特に戦いで他部族を支配することが可狽ニなると男性の迫ヘが評価されるようになったらしい。その頃から男の子には「男らしく」、女の子には「女らしく」という刷り込みが行われるようになり、そういった教育が男女の性差を生んだというのだ。その結果、男らしく生きるということは色々な「プレッシャーやストレス」を伴い、人生の長さを短くしてしまうことになったというのだ。だから女性はそういった男性に対するストレスがない分、長生き出来るというのだ。まあ当っているのだろう。

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