夏祭り

「J  REPORT 2012 8月第4週号」
「リタイアメント・ノート 4年3ヶ月目」、
「VOL。754 SINCE AUG.12th、1983」
「夏祭り」
始まりました。3年に一度の「富岡八幡宮」の「本祭り」。神輿は伝統の「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声で進む。すると突然の雨。まあ「水掛祭り」だから水を掛ける手間が省けるが、見物人には困った雨だった。この神社は「寛永4年」(1627年)に出来たというから江戸初期のお話しだ。有名なのはあの豪商「紀伊国屋文左衛門」が寄贈したと言う「黄金の大神輿」があったことだ。その門前町は「江戸最大の八幡様」の町として栄えたことでも有名だ。「門前仲町」という名で今も残っているが、よく間違うのがその呼び方だ。本当は「門前なかちょう」という。決して「なかまち」ではない。各町内から担ぎ出された神輿が通行止めにした「永代通り」を練り歩く。そしてそれを追う人々。辻辻には水を入れたものが用意され、通過する神輿に向けて水が放たれる。熱気溢れる祭りだ。人々の汗と熱気、そしてそれを沈静化させるべく放たれる水、これらが相俟って祭りは最高潮を迎える。神社前に来た神輿は一端頭の上に担ぎ上げられ、それからゆさゆさと大揺れに揺らされて神様に奉納される。ここが最高の見せ場だ。こうして長い一日が終え、神輿は町内に戻って行く。3年に一度の「本祭り」は今年も無事終わった。これからが本当の秋を迎えることになる。下町の年中行事でした。

「シャープは今?」
株価の低迷と販売不振でシャープの業績の悪化が伝えられている。私が現役時代に堺に大規模投資したが、それが足かせとなり、台湾の業者に出資を依頼したり、事業分野別に売却も進めていると言う。一言で言ってしまえば「過大投資のツケ」だと言えよう。当時、あれだけの巨大投資をよくやるなあと感心していたが、ライバルのサムャ唐轤フ投資に負けまいとした結果、見通しの甘さになってしまったのだろうか?世界最大級の堺の工場は結局シャープの足を引っ張ってしまった訳だ。だがよく考えてみるとシャープの姿は日本の電機メーカーの縮図なのかもしれない。韓国台湾中国勢に追いまくられ土壇場に追い詰められた日本メーカーの復活はあるのか?私の眼の黒いうちに復活することを願うばかりだ。

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