「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」(TC日比谷にて)私的評価★★★★(今年34作品目)
内容は説明する必要はないだろう。魔法対魔法の戦いでした。

「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」(UC豊洲にて)私的評価★★★★(今年35作品目)
謎の暗殺者とその被害者集団が繰り広げる復讐劇に巻き込まれて日本での争いにコナンたちが活躍する。

「親切な同志さんへ」(HTC有楽町にて)私的評価★★★★(今年36作品目)
フルチショフ統治下の1962年6月1日のソ連のある町。物価の値上がりと突然の給与下げに怒った工場労働者たちが共産主義でのストライキを起こした。慌てる市の共産党幹部たち。翌日にはストはデモに発展し、多数が市の共産党委員会を襲う。党中央からも軍からもまたKGBからも人がやってきて右往左往する。そんな中、市の幹部の女性は娘がデモに参加していることを知る。そして軍は銃を空に向けて発砲したのだが、KGBのスナイパーがビルの屋上から労働者たちを撃ち殺し始め大混乱となる。3者3竦みの状態で責任のなすり合い。人を人と思わない考え方は今も何も変わっていない。果たして娘は殺されたのか?今のウクライナ情勢をまるで描いたような映画でした。

「マリー・ミー」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年37作品目)
美人歌手のキャットは新曲の披露と同時に結婚式を行おうとしたが、相手の男性の浮気がSNSに流され、偶然会場にいた数学教師のチャーリーを突然結婚相手に指名した。チャーリーには別れた妻との間の娘がいた。果たして彼らの結婚は本当に達成されるのだろうか?

4月22日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」は、「カモン カモン」が4つ星、「ベルイマン島にて」が4つ星、「アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ」が4つ星、「山歌」が4つ星、「ミューン 月の守護者の伝説」が3つ星、「ZAPPA」が3つ星、「リンダ・ロンシェット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス」が3つ星、「マリー・ミー」が2つ星した。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」「親愛なる同志たちへ」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇。「荒川の佐吉」&「義経千本桜」
5月大歌舞伎第2部「暫」&「土蜘」を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本、長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、3月に北海道・釧路、そして石川・橋立、4月は札幌に、信州(松本、長野)と東北(米沢)に行きました。
5月には能登半島、6月には宮古島、北海道、7月には釧路で避暑、そして9月には鹿児島に行く予定。
また海外には5月、8月、11月にハワイに行く予定です。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「鯰の夫婦」(岡本 さとる 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年87冊目)「居酒屋お夏 春夏秋冬」シリーズ第5弾

「おはぐろとんぼ」(宇江差 真理 著)朝日文庫 私的批評眼★★★(今年88冊目)「江戸人情堀物語」

「イクサガミ」(今村 翔吾 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★★(今年89冊目)「天」

「殺される町」(風野 真知雄 著)コスミック時代文庫 私的批評眼★★★★(今年90冊目)「同心亀無剣之介」シリーズ第1弾

「まだら雪」(坂岡 真 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年91冊目)「照れ降れ長屋風聞帖」シリーズ第18弾完

「狐祝言」(芝村 涼也 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★★(今年92冊目)「北の御番所目録」シリーズ第4弾

「退き口」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼★★★★(今年93冊目)「隠密鑑定秘録」シリーズ第1弾