「割烹いちふじ」

「J  REPORT 2022 4月第3週号」 
「リタイアメント・ノート 12年10ヶ月目」
「VOL.1259 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦 第108話」
「割烹いちふじ」
一月以来の訪問だった。その日の札幌は最高気温が4度とのこと。新千歳空港から列車で「恵庭」付近を通過中。周囲は雪景色だった。(写真:A1)
「北広島駅」を過ぎて暫くすると左手丘の上に大きな建物が建築中だった。「日本ハム・ファイターズ」の新球場のようだ。残念ながら写真には撮れなかった。
札幌市内には殆ど雪はなく、「薄野(すすきの)」の歩道も歩き易い。やがて目的の「割烹 いちふじ」に到着。本日は禁酒日なのでお茶を貰い、早速食べる。時間が余りないので次々と出してもらった。
まず「突き出し」は、「大根おろしとシラス」(写真:A2)
カウンターには大きな蟹の甲羅が並んでいた。人の顔ほどもある大きさだ。(写真:A3)
カウンターのケースは勿論氷で冷やしている。美味い店では当たり前のことなのだが、最近は冷蔵庫にしている店が多いのが残念だ。ケースの中には蟹や沢山の新鮮な魚貝類がある。(写真:A4)
蟹の極上3品「タラバ蟹の足と味噌、毛蟹の身」(写真:A5)
いやあ、何を食べても美味しい。北海道を満喫している私です。
次は刺身「蝦夷雲丹、北寄貝、平目、中トロ、ボタン海老、蝦夷鮑、ヤリイカ」(写真:A6)
「ニシンの酢漬けと数の子」(写真:A7)
この段階でそろそろお腹も一杯になりつつある。だがまだまだ続きます。
ニシンがまた身が厚くて脂で満ち溢れている濃厚な味だ。こんなニシンは初めて食べた。
焼き物は「鮑、キンキ、ホタテ、小エビ」のバター炒め(写真:A8)
器も含めて全体に日本料理ではなくて、フランス料理のような感じだ。
天麩羅は「アスパラとタラバ蟹」(写真:A9)
このアスパラも素晴らしく美味しい。タラバは不味い訳がない。やはりネタの新鮮さや仕入れなのだろう。
最後は「ホッケ」の照り焼き。(写真:A10)
参るね。美味し過ぎ。「ご飯を一緒に食べられたらどうですか?」と言われたが、もうお腹満腹なので断った。
「帰りの機内で少ない量の焼き飯は?」とも聞かれたが、これも残念ながらお断りした次第でした。
納得の味のオンパレード。また夏に来ますと言い店を出た。北海道の食は美味しい。
外に出ると雪が降っていた。既に1cmほど積り足元も滑り易い。4月とは言えまだ北海道は冬でした。