「四月大歌舞伎観劇記」

「四月大歌舞伎観劇記」
今月の歌舞伎座の第2部を観劇しました。(写真:B1)
(写真:B2)
まずは緞帳の紹介から。(写真:B7)
(写真:B8)
(写真:B9)
(写真:B10)
「江戸絵両国八景 荒川の佐吉」(写真:B3)
作者は真山青果で初演は1932年(昭和7年)4月。所謂「新歌舞伎」だ。時代設定は江戸時代だが、言葉は現代語だ。
話しは大工の佐吉(松本幸四郎)が男伊達にほれ込みやくざになる。当時のやくざは襟を正して生きる人間で現代のやくざとは違う。そして佐吉の親分が浪人の成川(中村梅玉)に左腕を切り落とされ縄張りを奪われてしまう。そんな時に親分の娘が生んだ息子が目が見えないことが分かり、引き取り手がなくなる。仕方なく引き受けて男手一つで息子を育てた佐吉。6年後、佐吉は親分の仇である成川に敵討ちを挑み、恨みを晴らす。一方、息子を捨てた大店は跡継ぎがいないことから目が見えない息子を引き取ると言い出す。渡さないと言う佐吉。しかす大恩がある相模屋政五郎(松本白鷗)から説得され已む無く息子を渡し、佐吉は旅に出る。

「義経千本桜」
義経(梅玉)は頼朝から追われ家臣の鷲尾三郎(中村雁治郎)と大和の里に行く途中で白拍子たちに囲まれ、桜吹雪の中での舞となる。悲劇の英雄・義経の旅路を描いたもの。
(写真:B4)

「酢の素をGET」
余り野球中継など観ない私だから、ロッテの佐々木朗希投手が完全試合をしたことはテレビのニュースで見るまで知らなかった。更に翌朝が新聞休刊日とあって知ったのはテレビの報道番組でのことだった。そこで彼の好物が地元大船渡の「酢の素」だと報じていた。販売しているのは歌舞伎座前の岩手県アンテナショップということでその日の昼に出掛けると偶然まだ4-5本残っていたので1本買い求めた。(写真:酢の素)
塩分制限中の私には酢は大切な調味料なので、今後使用が楽しみだ。佐々木君頑張れ。
以上、台風が接近中の東京から勢古口がお送りしました。