「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「MEMORIA メモリア」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年22作品目)
何とも不思議な映画だった。コロンビアに住む白人中年女性は夜中に爆発音のような音を聞く。しかし周囲の人は誰もそんな音には気が付かなかったという。音を探る内に彼女が辿り着いたのは田舎の村。彼女は人の記憶の音を聞くことが出来たのだった。過去からの音が彼女の頭の中を流れる。そしてあの爆発音は宇宙船の出発音だった。理解不能の映画でした。

「ザ・バットマン」(UC豊洲にて)私的評価★★★★(今年23作品目)
ゴッサムシティは暴力犯罪と麻薬等で腐敗し尽くされていた。唯一の希望はバットマンだった。汚職の頂点だった市長に警察トップに検察官が次々と殺された。犯人は謎のメッセージをバットマン宛てに残して姿を消す。犯人を追い掛けるバットマンとの対決を描く。ただし3時間の長さには参りました。

3月11日付)け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」は、「ザ・バットマン」が4つ星、「林檎とポロライド」が4つ星、「湖のランスロ たぶん悪魔が」が5つ星、「ウェディング・ハイ」が2つ星、「JO1 未完成」が2つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体」
ザ・バットマン」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」。「義経千本桜 渡海屋大物浦。
3月大歌舞伎を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本。長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、北海道・釧路に行きました。
3月は再度金沢と札幌に、また5月には沖縄に行く予定。
海外には8月にハワイに行く予定。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「故郷がえり」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年56冊目)「研ぎ師人情始末」第15弾

「死闘、裏伊賀」(倉阪 鬼一郎 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年57冊目)「研ぎ師人情始末」第15弾

「赤ん坊地蔵」(井川 香四郎 著)二見時代文庫 私的批評眼★★★(今年58冊目)「ご隠居は福の神」第8弾