「聖路加国際病院、放射線科」

2月21日の木曜日、午前10時、いよいよ入院だ。昨年10月に続いて、聖路加にはなんと5回目の入院と言うことになる。5階の部屋に入る。差額ベッド代一泊@31500円の部屋だ。勿論個室、テレビ、シャワー、トイレ付き。早速「放射線科」の医師2人がやってきて手術方法の説明等があった。午後から痛み止めの点滴をして、3時過ぎから30?40分程の手術だという。後ろ開きのガウンを着せられ、点滴をしながら読書をしていると、3字20分過ぎに呼ばれて、移動式のベッドに乗せられ1階の「CTスキャナー」の部屋に入れられる。ベッドに移されてうつ伏せになる。消毒をしてから麻酔注射だ。「腰部嚢胞穿刺術」というのが正式名称だそうだ。麻酔が効いてくるが、勿論局所麻酔なので意識はある。何度もCIスキャナーで写真を撮られながら、針を刺し、方向、長さが確認され、度々造影剤が注入された。太い針を刺されるときは強い圧迫感があり、背骨全体に重石を乗れられたような妙な感覚と若干の痛みが生じた。だが大きな変化はなく、針を刺されたまま何度も何度も写真を撮られ、約1時間後に終了した。腰から足に痛みや違和感、シビレ等はなく、腰の針を刺された部分に圧迫感が残っているだけだった。部屋に戻ったのが4時45分、「6時になれば動いてもいいが、それまでは安静に」ということだった。担当した放射線科の医師がやってきて、詳細の説明を受けたが、手術はどうやら上手くいったようだ。「嚢胞」には身体から染み出した水というか体液が溜まっていて、人によっては硬く固まっていて針で刺しただけでは治らないこともあるらしい。私も2か月半もこの痛みに耐えてきたのだが、果たして今回の針で治ったのか?心配だ。風船のように針でパーンと破裂して治ってしまう人もいると言う。最悪の場合、今度は「内視鏡」で筋肉と骨を削って「嚢胞」を除去する手術をする必要があるという。そうなると10日間から2週間の入院が必要だと言う。果たして今回はどうなっているのか?午後6時、少し歩いてみたが、下肢のこれまでの痛みは全くなくなっている。ただ腰の部分の圧迫感は抜けていない。一応退院は嵐闥ハり、明日22日金曜日午前中ということになった。その後、整形外科の担当医等が次々と訪れて病状を聞きにお見舞いにやってきた。こういう点は聖路加は素早いと言うか丁寧だ。本当に時間外にも関係のあった医師がやってくるのには毎度のことながら驚かされる。流石いい病院だと思う。安心して高い医療費を払っても入院したくなる病院だ。痛み止めの点滴を夜中まで続けたが、痛みは全くなかった。翌朝から、体調もいいし、歩いても痛みがないので医師にも伝え、午後10時に無事退院した。ひょっとして手術は成功したのかも知れなかった。来週再度医師との面談までは無理はしないように、長期の旅行はしないように言われたので、まあのんびり一週間を過ごそう。退院後、30分ほどのウォーキングをして見たが、全く痛みは感じなかった。一安心だ。どうやら手術は成功だったようだ。

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