「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「安魂」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年14作品目)
中国で大作家を父に持つ30歳の息子はこれまで父親からの雁字搦めな制約の下で生きていた。ある日結婚したい田舎娘を連れて家に行くが、父親からは嫁にするのを断られる。その直後息子は脳腫瘍で倒れ帰らぬ人となる。父は偶然街で知り合った息子そっくりの青年に入れ込む。息子ではないと分かっていてもどうしても息子に会いたいとの想いが揺るがない。果たして息子とは会えるのか?異常なほどの親の愛でした

「355」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年15作品目)
世界を破滅させられる武器を巡って各国のスパイ組織がしのぎを削るが、やがて別組織の女性陣5名による臨時の仲間が協力し合い悪と闘うアクション映画。

「大怪獣のあとしまつ」(UC豊洲にて)私的評価★★(今年16作品目)
世界を恐慌に陥れた大怪獣が突然の光で死んだ。日本のある河口でだった。その巨大な死体をどうするのか?観光用に保存するのか?しかし腐敗が進み内部からガスが噴出したり、キノコの粒子が出て来たり、内閣は右往左往する。果たしてどう始末するのか?期待外れでした。

「ブルー・バイユー(青い入り江)」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年17作品目)
韓国系アメリカ人のアントニオは3歳の時にアメリカ人の養子になりアメリカに。今はパートナーの女性とその娘、そして彼女のお腹には小さな命が宿っていた。しかし、前科2氾の彼は警察官に嵌められて国外強制送還となりそうになる。皆で頑張って阻止しようとするが、意地悪な警官の悪の手が彼らを襲う。果たして彼らは救わられるのか?アメリカでは政治的難民は命の危険があるので国外退去にはならないが、それ以外の不法滞在者には強制退去が命ぜられるのだ。そんな現実を描く。

2月11日付け日経平「シネマ万華鏡」は、「THE RESCUE 奇跡を起こした者たち」が4つ星、「ブルー・バイユー」が4つ星、「ザ・ユナイテッド・ステーツVSビリー・ホリデイ」が3つ星、「噓喰い」が3つ星、「ロスバンド」が3つ星、「北風アウトサイダー」が3つ星、「ちょっと思い出しただけ」が2つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡は博多、北海道札幌、そして富山に行きました。
2月に金沢と富山は氷見、そして網走に流氷を見に行く予定。
5月にハワイに行く予定。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「元彼の遺言状」(新川 帆立 著)宝島社文庫 私的批評眼★★★(今年32冊目)

「奔走」(上田 秀人 著)小学館文庫 私的批評眼★★★★(今年33冊目)「勘定侍柳生真剣勝負」シリーズ第5弾

「獄門首」(小杉 健治 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年34冊目)「栄次郎江戸暦」シリーズ第27弾

「月踊り」(坂岡 真 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年35冊目)「人情江戸飛脚」シリーズ第1弾

「八丁堀恐妻物語」(岡本 さとる 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年36冊目)「同」シリーズ第1弾

「根乱れ姿」(野口 卓 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★(今年37冊目)「めおと相談所奮闘記」シリーズ第4弾