「旅暦 北海道は札幌へ」

「旅暦 第99話」
「北海道は札幌へ」
コロナ禍、北海道には昨年7月の釧路以来の訪問だった。札幌には数年振りかな?
羽田から乗るのは「AIR DO」の機体に乗務員。ANAとのコードシェア便だ。(写真:C1)
B737-700は乗客数144席だが、ほぼ3割程度の搭乗率だろうか。工業都市「苫小牧」上空だ。(写真:C2)
「薄野」の交差点で写真撮影。(写真:C3)
(写真:C4)
(写真:C5)
プランタン跡では古いビルが解体され新しいビルの建設が始まっていた。(写真:C6)
目的地は「割烹 いちふじ」。板前料理と唱っている。(写真:C16)
まだ開店前だったが、無理を言って入れてもらった。この店に始めてきたのは今から25年ほど前だ。現JFEの支店長さんの行きつけの店で連れて来られたのが切っ掛けだった。それから数年おきに来ている勘定だ。
カウンター前のケースには蟹がたくさん入っている。勿論電気式ではなく、氷入りだ。これだと品物が乾燥しない。(写真:C8)
見事な眺めだ。まずは「先付け」(写真:C7)
板前さんにお願いしたのは「ホタテ」と「蟹甲羅揚げ」を入れてください。後はお任せしますから、美味しい物を食べさせてくださいということだった。
そして出てきたのは「タラバ蟹」に「毛蟹」だ。いやあ、素晴らしい姿だ。もう齧り付くしかない。(写真:C9)
北海道の美味さが詰まっている蟹だ。今が正に盛りの出来だ。
「刺身盛り合わせ」(写真:C10)
鮑、烏賊、ホタテ、白身、海老、鯖、大トロ等々だ。追加で「雲丹」が出てきた。(写真:C11)
北海道の海を堪能する味ばかりだ。もう堪らないと思っていたら、メインが出てきた。「蟹甲羅揚げ」だ。(写真:C12)
甲羅に蟹の身を詰めて揚げたものだが、ボリューム満点だし、味も抜群だ。ほぼお腹は7-8分目だ。
更に「ホッケとシシャモの焼き物」(写真:C13)
脂が乗っていて東京では食べられそうにないフレッシュさだ。
完璧に打ちのめされたのは「キンキの煮物」だった。(写真:C14)
いやあ、多過ぎる。もう食べられない。板前さんとは色々と会話しながら食べていたが、ご飯を勧められたが、流石に遠慮した。これ以上は無理だ。店の大将がやってきてお茶漬けを勧めてくれたが、低調に断った。それでも「デザート」で果物がいっぱい出て来た。(写真:C15)
北海道を堪能したし、冬の北海道を味わい尽くした。これで何と@17300円でした。また来てくださいという言葉に送られて店を出た。暖かくいなったらまた来よう。
今年は雪が多く除雪も間に合わないということで、来た時に歩道で滑りそうになったので、札幌駅までタクシーを拾った。運転手さんが話し好きでラーメンの話しになった。「すみれ」「純連」が札幌一だという。同じ兄弟がやっている有名店で、醤油や味噌味のスープの上に脂ぎとぎの幕があるのだ。その脂により下のスープの温度が下がらないのがいいという人と、熱くて嫌だという人に分かれるという。まあ、すみれやれ純連で修業した人たちが同じようなラーメンの店を出し成功しているという。ラーメンは日本の国民食だから激戦地札幌でも競争は激しいらしい。今一番人気は「麵屋 彩未」だという。私にとってはラーメンは危険因子の詰まった食べ物なので、聞くだけにしておいた。
そして電車で新千歳空港に戻り、夜9時の便で帰京した。11時近くになっていたので羽田空港からはタクシーで帰宅し、料金は7100円でした。