第六日目「アルビへ」

美しい村や世界遺産を訪れる旅も終盤だ。地名はどうでもいいが、歴史的なものばかりだ。特に教会は、紀元313年に「ローマ帝国がキリスト教を国教」としてから、キリスト教は教皇をトップとするピラミッド型の組織が出来上がり、これまで面々と277代ものが続いている。教会の建物も当初の「ロマネスク」様式、これは建物を厚い壁で支えるというものだが、12世紀、13世紀からは「ゴシック」様式、太い柱で建物を支えるというものに変化していった。「帆立貝」が象徴しているように、キリスト教の布教はそれこそ末広がりのように全世界に広まっていった。さて、フランスという国だが、国土は日本の1.5倍あり、人口は半分、そして国土の75%が250m以下の平野か丘陵地帯で、太平洋と地中海に面していない他国と国境を接する部分に山脈があるという「農業国」なのだ。12世紀頃から「輪作」が始まり、豊かな農産物を生産してきたという。農地を三つか四つ位に分け、休耕地、農地、放牧地として、順次回して土地を守ってきたという。こちらの牛乳は非常に濃厚で美味しいのにも驚いた。チーズも美味しかった。バスで走っているが、人の姿を殆ど見ることがない。農作業している人も見ない。歩いている人も見ない。車は走っているので人々がいるのは分かるが、農村では農民はどこで生活をしているのだろうか?と思ってしまう。流石に都市に来れば人はいるが、不思議だ。今日午前中に訪れた「サン・シル・ラポピー」という村では我々が帰ろうとしたら、大量の観光客が訪れ、細い道が大渋滞してしまった。だから、観光客のみ来ているのだろうか?「フランスで最も美しい村」も村人が家を売り、それを「芸術家」が買い取り、「アトリエ」にしているという。過疎化が進んでいるらしい。話しは変わるが、アルビのホテルで漸くインターネットに接続できた。パャRンが故障してしまったか?と思っていたが、問題がなかった。一安心だ。ホテルの入り口に料金浮ェ唐チてあった。部屋の料金は71ユーロだったが、「アニマル 5ユーロ」とあったので添乗員のS氏に聞いたら、フランスでは犬を連れて旅行するので部屋に犬も泊めるのだという。普通に店にも連れて入れるのだそうだ。但し、犬の糞の処理には非協力的な国民性が現れていて行政も困っているらしい。拾っていかない人が多いのだという。

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