「旅暦回顧録 第7話 上海編」

「旅暦回顧録 第7話」「上海編」
2009年6月に上海を訪れた。それ以前に友人が駐在していた時(2000年1月)にも来ているので2度目の上海ということになる。(写真:B1)

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(写真:B2)
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(写真:B3)
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市内の土産物店に連れてこられた。確かに素晴らしい翡翠があった。(写真:B4)
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こういった店に一定時間拘束されるのは興味のない者にとっては辛い。
夜は雑技団を観にいった。(写真:B5)
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(写真:B6)
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高層ビルの上から見た上海の街。(写真:B7)
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高所恐怖症の私の苦手な場所だ。
「浦東新区」の高層ビル群。(写真:B8)
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その夜景。(写真:B12)
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「外灘」。古い上海を象徴した地区で有名な建物が残されている。(写真:B9)
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旧上海県域にある「豫園」(写真:B10)
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中国の皇帝を象徴するような「龍」(写真:B11)
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「寒山寺」を訪れた。(写真:B13)
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短時間にあちこちを廻る駆け足旅行に疲れた。
豫園のある地区は、戦前は「租界」と呼ばれた地区で、列強各国が占領していた治外法権地区だった。そこには勿論日本も進出していた。上海事変が起きたのもここだ。蒋介石軍が日本租界に攻撃を仕掛けたことから紛争が始まり、やがて日華事変へと進み全面戦争となる。
当時の中国は満州族の支配していた「清」がアヘン戦争で疲弊し、やがて後の辛亥革命で滅び、更に日本が満州国を国際社会からの非難を浴び乍ら建国させ、「蒋介石の中華民国軍」に「毛沢東の共産党軍」と「日本軍」の三つ巴の戦争となった。ここ上海もそんな世界情勢に翻弄された歴史を持つ街だ。古い中国と新しい中国を象徴するような上海でした。
前回訪れた時には中国の古い街並み「胡同」が高速道路を造るために、無残に壊されていったのを目の当たりにしたが、今回は既に古い胡同は全て撤去されていた。
以上、未だ梅雨が訪れず蒸し暑い夏空の東京から勢古口がお送りしました。