「手術を目指して」

「手術を目指して」
退院したばかりで「NHKラジオ体操」をしてみたが、ジャンプが出来ない。やはりかなり体力が落ちている。これからの20日間で体力を付ける必要がある。

「診断結果」
娘と一緒に外科部長の説明を受けたので概略説明すると、
・胆嚢腫瘍―胆嚢炎または胆嚢癌
・十二指腸―横行結腸浸潤の可能性あり
*術式
・胆嚢摘出術(+胆管切除・再建)
・十二指腸・横行結腸浸潤の場合、亜全胃温存膵頭十二指腸切除術や横行結腸合併切除の可能性あり
ということだった。難しい言葉が続くが、簡単に言うと胆嚢が腫れて十二指腸を圧迫し胃から食物が流れにくくなり逆流したのが直接の原因で入院した。絶食して胃が空っぽになり、やがて十二指腸も通ることが確認された。しかし、胆嚢と十二指腸との間にどの程度の接触があるのか、即ち癒着があるのかが不明で、結局開腹手術をしてみないことには現状では分からないということだった。その場合胆嚢と十二指腸との間が癒着していなければ胆嚢のみ切除するし、小さな範囲の癒着ならば胆嚢を切除し十二指腸に触れている部分も合わせて切除し十二指腸は空いた穴を縫い合わせる。一方癒着が大きい場合は十二指腸やその他状況次第では膵臓やかなり大きな部分の切除もありうるし、胆嚢癌やすい臓癌の場合も同様な大手術になる可能性もあるとのことだった。一番軽いことを祈るしか私には手がないのです。当然手術には合併症のリスクもあるということだ。
まあ最悪のことばかり考えていてもしょうがない。良い方向に向かうということを考えて当面は行動しようと思う。