「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ノマドランド」(TC日比谷にて)私的評★★★★★(今年26作品目)
ノマドとは放浪の民の意味。リーマンショック後廃坑となった町から一人旅だった初老の女性はヴァンを住処に自由に移動するノマドになる。夫は既になく、クリスマスにはアマゾンの巨大な配送センターでの臨時工に着く。やがて新年を迎えてアリゾナのノマドランドに向かう。そこにはホームレスではないハウスレスの人たちがキャンピングカーやトレーラーで集まってきては去っていく。こんな自由な世界があることを知る彼女の今後はどうなるのか?一つの自由な生き方を感じされるものだった。流石アメリカだ。

「旅立つ息子へ」(TCシャンテにて)私的評★★★★(今年27作品目)
イスラエルにいる家族。息子は自閉症だ。妻は施設に預けようとするが、息子は父親から離れたがらない。そして父と息子は二人だけの旅に出る。だが、追い込まれてしまう二人。最後に父親が選んだ道とは?言い映画でした。

4月2日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「サンドラの小さな家」が4つ星、「きまじめな楽隊のぼんやり戦争」が2つ星、「ゾッキ」が2つ星、「僕が跳びはねる理由」が3つ星、「Eggs選ばれたい私たち」が3つ星、「グッドバイ」が3つ星、「迷子になった拳」が4つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇。「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇。「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「眠れない凶四郎5」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年57冊目)「耳袋秘帖」シリーズ第5弾

「親子の絆に恋賭けて」(小杉 健治 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年58冊目)「親子十手捕物帳」シリーズ第6弾