「早慶戦に勝利」

「早慶戦に勝利」
4月29日の昭和の日、駒沢陸上競技場で第62回「早慶アメリカンフットボール対抗戦」が行われた。我々OBも母校の勝利を願って応援に駆けつけた。曇り空の下、ちょっと風が強い。既に午前中の高校戦は母校が28:14で勝利していた。大学戦は、キックオフのコイントスでレシーブ側を選択した母校が最初のシリーズを繋げて、見事タッチダウン。その後まさにシーゾーゲームとなり、第一クォーターは7:7、第二クォーターも14:14で前半を終了した。本当によいゲームだった。だが、実力的には早稲田がちょっと上か?オフェンスラインもディフェンスラインもその体格もスピードもどう見ても早稲田が上回っているようだった。しかし、その後も互いに好プレーを出し合い、第三クォーター終了時で21:21の同点だった。最終第四クォーター、母校のロングパスが早稲田ディフェンス陣の裏側に通りタッチダウン。得点は28:21となった。そして残り時間は約4分。早稲田の攻撃は徐々に母校のゴールラインに迫る。残り20秒、早稲田第4ダウンでゴールまで約10ヤード。パスプレーでボールがレシーバーの上を通過し、パス不成功、遂に時間切れとなり母校の勝利となった。久々の勝利に観客は大歓声を上げた。早稲田の高校は5年連続日本一になっており、大学4年生は高校優勝チームのメンバーでもあり、その実力は間違いなく母校を上回っていただろう。だが格闘技はそれだけの要素ではなく、色々な要因により変化する。プレーの選択もそうだが、不断の努力にもよるだろう。体力、スピード、戦略等々総合的な面だけでなく、メンタル面の要素もあるだろう。何にしても辛い練習の結果が勝利に結び付いたことは事実だろう。よくやった後輩たち。
追伸:今年のユニフォームは上下紺色だったが、70年以上も我々のユニフォームは上が紺で腕に赤のストライプ、下は白に紺と赤のストライプだった。スポンサーがユニフォームをただで提供してくれたとのことで新しいものになっていたが、中々OBとしては馴染めなかった。また攻撃に対する指示は全てベンチサイドからのサインで行われていた。従って選手達はグラウンドで「ハドル」といって一旦集まって次のプレーを確認することはせず、ベンチを見て、そこで出されるサインで次のプレーを知ることになる。だからハドルをする必要がなく、所謂「ノーハドル」でどんどんプレーをしていくというメリットがある。逆にディフェンス側は追い立てられるように守備に就かなければならないので、ある意味大変な攻撃方法だと言えよう。まあ時代は変わった。一方、早稲田側はプレー毎に一人の交代選手が入ってきてベンチの指示をハドルにいる選手達に口頭で伝えていた。だから同じ時間でもプレー数が大きく違っていたと思う。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「そこのみにて光輝く」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年69作目)
半身不随で寝たきりの父親、投げやりの母親、身体を売って生活費を稼ぐ姉、仮保釈中の弟、そんな家族の友人が見たのは苦悩の世界だった。何とも形容しがたい家族に絶望しか感じなかった。

映画「アメイジング・スパイダーマン2」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年70作目)
いつもの通りの動きに圧倒された。悪は破れるが、次々と新しい悪が登場するから休む間もないスパイダーマンでした。

映画「テルマエ・ロマエ?」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年71作目)
柳の下に二匹目の泥鰌はいなかった。駄作でした。観ないほうがいいよ。

映画「相棒、劇場版?」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年72作目)
いつもながら凝ったストーリーで面白かった。国防と言う時代性を取り上げていたのが印象的。

映画「とらわれて夏」(TOHOシネマシャンテ日比谷にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年73作目)
1987年の夏、離婚した母と12歳の息子が脱獄囚に自宅に監禁されてしまう。しかし脱獄囚は人優しい男で徐々に二人は彼に惹かれて行く。そして3人はカナダに逃げようとするのだが。人情溢れる映画だった。

映画「神聖ローマ、運命の日」(有楽町スバル座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年73作目)
1688年のオスマントルコ軍30万人によるオーストリア帝国の首都「ウィーン」攻撃が舞台。イタリア人の修道士マルコがウィーンを救う。守るはたった1万5千人。果たしてどうなるのか?

日経新聞5月2日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「とらわれて夏」が3つ星、「プリズナー」が4つ星、「シンプル・シモン」が3つ星、「ネイチャー」が3つ星、「おとのなかがく」が3つ星、「悪夢ちゃん」が3つ星、「ゴール・オブ・ザ・デッド」が2つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第一回目は九州福岡と水俣(1月)、第二回目は能登(1月2月)。第三回目は長崎(三月)です。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年2回目」
「鳳凰祭三月大歌舞伎」夜の部「盲長屋梅加賀鳶」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「寒紅梅」(今井 絵美子 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年98冊目)「髪ゆい猫字屋繁盛記」シリーズ第2段

「花飾り」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年99冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第20段

「絆と刺客とはなご天」(牧 秀彦 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年100冊目)「ぶらっと銀次事件帖」シリーズ第2段

「後見の月」(佐伯 泰英 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年101冊目)「鎌倉河岸捕物控」シリーズ第24段

「将軍の宴」(佐々木 裕一 著)二見文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年102冊目)「公家武者松平信平」シリーズ第9段

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