「心臓のカテーテル・アブレーション」

「J  REPORT 2021 1月第2週号」
「リタイアメント・ノート 11年7ヶ月目」
「VOL.1194 SINCE AUG.12th、1983」
「心臓のカテーテル・アブレーション」
正月4日から「聖路加国際病院」に入院し、即日「心臓のカテーテル・アブレーション」を受けることになった。これは11月の不整脈による心不全による影響解消のためだった。午前11時に入院手続きし、12時に入院した。過去、聖路加国際病院への入院歴を述べると、
1998年の水虫からの最近による感染症での約10日間の入院
1999年の「1週間入院付き人間ドック(人間ドックなので通常の入院とはちょっと違うが)
2010年の左膝人工関節置換術での2週間入院
2010年のリハビリ中の下痢による脱水症による5日間の緊急入院
2012年の脊柱管狭窄症での2週間入院手術
2020年の不整脈によるうっ血性心不全による5日間の緊急入院
そし2021年今回のカテーテル・アブレーション入院2日間だ。その他も確かあったとは思うが、忘れているものもあるかも知れないが、今は思い出せない。
4日正午12時30分より、造影剤の危険性を弱める点滴を2本注入の処置を行った。続いて腎臓機能を保保護するための点滴注入1本を実施した。
午後1時に手術室入室し、まずは上半身の表と裏にセンサーを沢山付けられた。これはコンピュータにより3Dで心臓を描くことができ、医師はこれを見ながらカテーテルの動きを調整するという。次に右味股付近と首右側部分の2か所に非常に冷たい液体での消毒が行われたが、この冷たい液体が突然猛烈な熱さを以って身体にダメージを与えるかのようだった。兎に角熱さの次が痛さだった。そして点滴による眠り薬が投与されて私は眠りについた。その際も酸素濃度測定と心電図は常時示されていた。
しかし3時間の手術時間中3回も目を覚ましてしまい、3度睡眠薬の追加注入をされた。途中、身体は眠っているのだが、脳は起きている状態が何度もあり、鼾を掻きながら、医師が話しかけるのに返事までしていたのを覚えている。終わりの頃に「ドン」一秒後「ドン」3秒後「ドン」1秒後「ドン」というような打撃音がかなりの時間続いたのに驚いたことがあった。そして気が付くと医師が「置きましたね。無事に終わりましたよ」と言われた。手術後の処置を行い退出し病室に戻ったのが、4時半だった。痛みは全くない。2か所からカテーテルを挿入したのだが、どこにも痛みはない。何とも簡単な手術なのだと思ったのだが、ベッド上での安静が求められ、最初の3時間はベッドは水平で安静に、次の3時間は30度までベッドの傾斜を付けて安静に、更に3時間は60度までベッドを上げて安静に、最後は朝まで角度は自由だが、ベッド上で安静ということで結構きつかった。当日の食事は朝も昼も取っていない。まあ私は一日一食主義だから問題ないのだが、夜食は病室へ戻ってからの3時間後になった。それでも60度の角度でベッド上の食べる食事はこぼしこぼしの状態だった。メニューは食べやすいようにおにぎりが出てきた。主食は「玄米むすび180g」、「ソース半煮込みハンバーグ」「ポテコロコンソメ煮」「いんげんたらこ和え」で624kcal塩一日6gだった。プラス・フルーツ(写真:A1)
玄米は食べ難い。ぼろぼろするし、ハンバーグは汁がこぼれるし、まあ口に入れるだけだった。本日はこれだけです。
ところが夜は昼間に手術中を含めて5時間近く寝ていたので、全く眠くない。結論からすると殆ど徹夜状態をなってしまった。テレビを見て本を読みスマフォでネットを見て時間を潰した。
朝は7時30分にい「心臓血管外科のA医師がやってきて昨日の手術の模様と現状を説明してくれた。まず右足の動脈からと右首の静脈より、2本のカテーテルを挿入し、不整脈を発生させる左心房に繋がる4本の血管にマイナス80度の冷源で一瞬で4本の輪っか状の火傷帯を造った。これが不整脈の発生伝達を未然に役割を果たすというのだ。そしてあのドンドンという音は不整脈を起こす原因がこの火傷を通らないかどうかを判断するための音だったそうだ。私の場合の不整脈の原因はやはりストレスと疲労だろうということで、特にストレスと高血圧が問題だというのだ。私程ストレスがないと自分では思っていたが、何かストレスがあったと判断すべきだったのだろう。今回の処置で不整脈はほぼ起きないと思われるとのことだったので、一安心しよう。不整脈が原因での血栓が脳へ飛び脳血栓や脳梗塞が起きないことが一番望ましいことだからだ。1週間後にまた通院だ。その前に医師の手で足の部分の縫合した皮膚にある糸の抜糸が行われたが、出血等はなかった。
朝食が運ばれてきた。主食は「玄米ご飯180g」、「1/2バナナ」、「鮭の塩焼き(50g)カリフラワー付き」、「もやし炒め」で、486kcal、塩分一日6gFULLでした。(写真:A2)
そして栄養管理士との話し合いで今後の食事を討議した。特に塩分の摂取だ。高血圧から起きる不整脈も注意しなければならない。一日6g以下の塩分にすべく努力するしかない。