「去り行く2020」

「J  REPORT 2020 12月第5週号」
「リタイアメント・ノート 11年6ヶ月目」
「VOL.1192 SINCE AUG.12th、1983」
「去り行く2020」
今年はまずは「コロナの年」だったということだろう。第1波、第2波、第3波と続くに連れて拡大する感染者。そんな中、政府の対応の拙さ遅さが際立ったことが、人命軽視に繋がった象徴的な出来事だったということだろう。GO TOとは誰のための政策だったのか? たった900万人の観光事業従事者のために残りの1億2000万人の命が忘れ去られたのか?
そしていつも通ってた店が沢山閉店に追い込まれた。失業者もかなりに上っただろうし、不幸の連続だった。

次が「政権交代」か。三枚舌の嘘つき安倍内閣が突然辞めて、安倍を継続するという新政権は、官僚に対しては北朝鮮のような強権独裁政権となっている。原稿棒読み、記者会見せず、夜の会食は精力的に、リーダーシップの欠如とどうにもならないていたらく内閣の登場だ。どうせ短命内閣なのだろうが、顔も見たくない内閣だ。兎に角国民の命よりも自分たちの保身や権力維持が仕事だと思っている史上最悪の内閣の一つだろう。

そして私自身についていうと、「健康上で問題」の年だったことだ。11月に「不整脈」になった。偶然2日後に聖路加国際病院での腎臓の診断があったので、その際に医師に申し出たところ、「循環器科」にて即・入院となってしまったことはご報告してある。その後だが、医師からの説明を概略述べると、
「心房細動」所謂「不整脈」だが、対応策としては4つあるという。一つ目が「アプレーション治療」、外科的手術だが、これは詳しくは後述する。二つ目が「投薬」であるが、薬で不整脈を起こらないようにするのだが、再発の可能性がある。三つ目は「電気ショック」だが、不整脈を止める力はあるが、予防する力はない。四つ目は「脳梗塞予防」として血液サラサラにする薬を投与する方法だという。
そこで医師からの勧めは一つ目の「アプレーション治療」がよいというので、更に詳しく聞く。(写真:A10)
首と足の付け根からカテーテルを入れて、心臓の左心房周辺に冷凍した風船で火傷を造り、火傷のバリケードを造ることで不整脈の心臓への侵入を防ぐというものだという。手術には全身麻酔(静脈麻酔)で3時間、1泊2日の入院だということだ。これにより発作性の心房細動ならば80%、持続性心房細動ならば70%は完治するという。
確率は別として私としては今後とも出来る限り不整脈が起きないようにしたいので、年明け早々にカテーテル・アプレーションを行うこととした。もし、手術をせずに、また不整脈が発生した場合、偶然にも血栓が出来て、脳へと飛べば重大な危機になる訳で、結論としては手術と決断したのでした。