「ポーランドの旅、後記」

「J  REPORT 2014 6月第4週」
「リタイアメント・ノート 5年12ヶ月目」、
「VOL。852 SINCE AUG.12th、1983」
「ポーランドの旅、後記」
ポーランド語は難しいと聞いていたが、語尾が非常に複雑に変化するので日本人にとっては特に難しいらしい。それでもアルファベットの表記で発音は出来るらしい。意味は良く分からないが、例えばレストランは「RESTAURACJA」と書いて「レスタウラシア」と読むらしい。物価はやはり日本と比べると安い。スーパーでビールを買った。缶ビール4本で2Lが約500円、勿論本物のビールだ。ウォッカも700mが1200円。ワルシャワは冬は最低でマイナス40度にもなることがあるという。だからウィスキーよりもウォッカが好まれるらしい。逆に夏も40度になるという。それとトマトがどこでもいつでもたくさん出た。生も勿論だがジュースも必ず朝食にはあったし、サラダも必ずあった。一番驚いたのが、緑の多さと土地の平らさだった。どこまでも平坦な平原が続く。それは緑の森だった。地震がないことも影響しているのか、煙突なども細かった。写真は作曲家「ショパン」の像だ。

「イチゴの失敗」
思い込みが最近激しくなってきたようだ。先日のポーランド旅行中のことだった。トイレ休憩で入ったトイレの入口にバスケットに入れた「イチゴ」が二つあった。丁度手洗いの水道のところだったから、地元の人がサービスで置いてくれたのだろうと勝手に判断して一つ摘まんで食べた。余り美味しくない路地物のようだった。後から女子トイレから出てきた親子がそれを持って行った。ただ水道で自分たちのイチゴを洗って置いてあったようだった。私は泥棒をしてしまったのか?ご免なさい。

「アウシュヴィッツ」
そこは元々ポーランド軍のレンガ造りの施設だった。そこをポーランド人とユダヤ人の囚人達の手で増築し二階建てにしたものだった。そこの一つの棟には「遺品」だけがある部屋があった。こちらには「女性の髪の毛」、こちらには「男女の靴」「鞄」「身体障害者の義足などの器具」「身の回り品」等々がうず高く積まれていた。ここだけはカメラを向けられなかった。余りにもその所持者のことを考えてしまい、とてもではないが記録に残そうという気には絶対にならなかった。

「ヘルシンキ」
ワルシャワから飛行時間1時間45分でヘルシンキだ。エストニア上空からでもバルト海を越えてもうフィンランドの海岸線が見える。この間のバルト海は実に狭い。さて空からヘルシンキの周囲を観ても、平らな平地と数々の湖が見えるだけで山が全くない。見渡す限り原野が続いていた。ポーランドに続いてこのような平らな土地が広がっていたのに改めて驚かされた。

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