「いちにいさん」

「手前勝手世界食物語、第575話」
「いちにいさん」
旧西銀座デパート、今のINZ1の地下には4軒の店があった。しかし今はたった1軒になってしまった。その内の3店舗は鹿児島の「いちにいさん」の系列会社で天麩羅と蕎麦の店に、ステーキの「素敵庵」だったが、2店舗とも閉店し、メインの黒豚しゃぶしゃぶの「いちにいさん」に集約されてしまった。半年振りに訪れたら、素敵庵にいた人に会い聞くと、正社員4名は2名がこの店に、1名は鹿児島に帰り、残りは日比谷店に転勤となったという。まあ受け皿があり失業ではなかったので一安心だ。知り合いがいるのは本当にこの時期ありがたい。閉店の理由はと聞くと、賃貸契約が完了したからとのことだった。厳しい時代だ。
さて、「黒豚しゃぶしゃぶ」単品を頼む。まず上の皿には豚肉が。(写真:S1)
下の皿には野菜が。(写真:S2)
沸騰したお湯でしゃぶしゃぶし、蕎麦汁に漬けて、たっぷりの葱の刻みに柚子胡椒を入れて食べる。(写真:S3)
そのほかに「ミミガー」(写真:S4)
「黒豚豆腐」(写真:S5)
「カンパチ」(写真:S6)
最後は蕎麦を食べるという具合だ。(写真:S7)
以上、師走の東京から勢古口がお送りしました。