「アイルランドの旅、後半」

「J  REPORT 2014 7月第2,3週」
「リタイアメント・ノート 6年1ヶ月目」、
「VOL。855 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦52、アイルランドの旅、後半」
気温17度のアイルランドから帰国した途端に34度の暑さには参った。如何にアイルランドが過ごし易かったかを感じた瞬間だった。台風一過の東京に馴染むのは辛い。アイルランドの住民と言うのは、中央ヨーロッパからのケルト族がやってきて、その後アングロ・フランク族、更にデンマークのバイキングがやってきて同化していったという。ローマはイギリスは支配したが、アイルランドには来なかったからローマ文化の影響は受けていないらしい。さて、旅の後半だ。
「スライゴーからゴールウェイ」4日目
アイルランド系の移民たちの子孫はアメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリス本土、ヨーロッパ合わせて本国より圧倒的に多い約7?8000万人にも達しているという。有名人ではJ・F・ケネディー大統領、クリントン大統領、レーガン大統領、ジョン・フォード映画監督、映画俳優のジョン・ウェイン、グレース・ケリーらがアイルランド系だという。オバマ大統領も極々僅かだがアイリッシュの血が入っている。アイルランド島西部の「コング」という町に映画「クヮイエット・マン」(日本題「静かなる男」)というジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の映画があり、その撮影がここ「コング」で行われたという。話しはアメリカから帰国した男が地元アイルランドの女性と恋の落ち、恋敵のアイルランド男と体を張って競うが、最後は仲良くなるという映画だ。アイルランド気質をよく表した映画でアカデミー賞を総なめしたに作品(1952年)だ。この街の至る所にこの映画のロケの場所があり、今はそれを売り物にして観光客を集めている。写真はジョン・ウェインがヒロインのスカーレット・オハラを抱き上げているシーンの再現だ。スライゴーでは修道院跡やノーベル賞文学賞受賞の「イエーツ」の墓を訪れ、コングでは「アッシュフォード城」の庭を見学したが、アフリカの大金持ちが買って手直しをしたというが内部も外観も凄いものだった。今は5星ホテルになっているが、その価値ありの建物だった。本日の最終地「ゴールウェイ」に到着した。今日も一日中、雨、風、日光が交互に訪れていた。ゴールウェイは人口10万人、アイルランド四番目に大きな都市で総合大学が二つある中核都市だ。過去はヨーロッパとの貿易で稼いでいたという。アイルランドもギリシャ、スペイン、ポルトガルと並び、経済的財政的に苦境に陥っている。それにしては皆ゆとりがありそうな生活をしているように見える。貧しくてもその心まで失っている訳ではないのだ。

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