「古代エジプト展」

「J  REPORT 2014 8月第1週」
「リタイアメント・ノート 6年2ヶ月目」、
「VOL。858 SINCE AUG.12th、1983」
「古代エジプト展」
上野の「東京都美術館」で9月23日まで開かれているのが「女王と女神」と題した古代エジプト展だ。出展はニューヨークの「メトロポリタン美術館」だ。中心は女性ファラオとして知られている女王「ハトシェプスト」のものだ。約3500年前のものだという。これは一見の価値有りだ。詳しくは語らないが、素晴らしい展覧会だった。石の文化であるエジプトやヨーロッパは貴重なものがたくさん残っている。それに比して日本は木や紙の文化だから中々残らない。まあ仕方ないか。ところが何でも古いお墓は必ずと言ってよいほど盗掘されてしまっているから、本来残っていなければならないものは消散してしまっているのが現実だ。ハプシェプスト葬祭神殿も私は訪れたことがあるが、石の重いものは残されていたが、小さなものは恐らく殆ど盗掘されてないのだろう。欧米の各国は発掘と称して19世紀、20世紀初頭までエジプトから貴重な遺産をたくさん持ち帰った。それが今、各地の博物館を飾っている。本来エジプトにあるべきはずのものが各国に散らばっているということの矛盾は解消されるのだろうか?ちょっと子供じみた考えだが、エジプト政府は返還運動を続けているというが、実際には戻ってこないのだろう。

「ミミズの自殺」
またこの季節が来た。真夏の道路の上を「ミミズ」が這っている。そして路上でへたばって死んでしまう。なぜこういう行動をとるのだろうか?理解に苦しむが、毎年のことだ。そしてそれらの死骸は蟻の餌になっていく。この時期、木々の上では蝉の鳴き声が聞こえるし、路上のミミズと自然の営みの不思議さは我々人間には理解出来ないことばかりだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。