「雲呑麺」

「手前勝手世界食物語、第359号」
「雲呑麺(ワンタンメン)」
昨年食べたもので美味しかった食事の中で忘れていたのがあった。それが雲呑麺だった。久し振りに訪れた香港で食べたが、やはり美味しかった。香港の麺は乾麺なので独特の食感があり、余り日本人には好まれないかも知れないが、やはり本場は本場なりの美味しさだ。ファーストフードとして香港人にも人気だが、逆に今香港では日本のラーメンが大人気だという。香港では何箇所かで日本の有名なラーメン店を見かけたが、客も沢山入っていたのでその人気振りが分かった。さて、話しを雲呑麺に戻そう。銀座4丁目の「ブルーリリー」(以前は紅虎と言っていたが名前とコンセプトを変えて再オープンしたもの)で注文してみた。写真がそれだ。麺は日本のラーメンのもの。雲呑は海老が少なく、挽き肉中心だ。本場ではぷりぷりの海老が中心なのだが、まあ仕方ないか。やはりこの雲呑麺合戦は香港に軍配を上げよう。
以上、「寒の入り」となった東京から勢古口がお送りしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。