「大相撲・初場所」

「現在のアメリカンフットボール」その1
先日、日本選手権を獲得した富士通フォロンティアーズの関係者から聞き、目から鱗だったことがある。ご存知かとは思うが、アメリカンフットボールは所謂司令塔がクォーターバック(略してQB)だ。現在では作戦はベンチからのサインで伝えられる。ベンチサイドに数字を書いた板や電光掲示板で数字の組み合わせを示す。それで全員が次のプレーの内容を知る。そしてQBが「ハット・コール」と言って、「ハット、ハット、ハット、、、、」といい、それの何番目のコールで一斉にスタートするというのが、昔からだった。今でもプロはその段階でベンチのサインとは違ってQBがオーディブルといい、その場で防御側の動きを見てプレーを変えることがある。しかしコールは当然QBが出していた。ところが今期の富士通はアメリカから来た新しいQBの推薦でコールをセンターが出すように変えたというのだ。これは驚きだ。永年自らもフットボールをしてきて、まして大学はQBだった私からすれば「目から鱗」だった。コールは攻撃側が一斉に動き出す合図だ。それを従来はQBが唱え、それを聞いて全員がスタートする。だがセンターは最前線中央で地面にあるボールを保持し、QBにトスする役割だが、センターがコールするとオフサイドと言う反則が大幅に減るというのだ。オフサイドというのはボールが動く前に攻撃側が動くことをいう。詳しく言うと攻撃側がボールが動く前に不正な動きをすることはイリーガル・プロシージャーといい、防御側の場合をオフサイドと言うのだが、専門用語ばかりでも困るだろうから一応オフサイドとしておく、多少の観客からのクラウドノイズ(大歓声)があってもセンターの周囲にいるオフェンスラインには聞こえる。そして他のプレーヤーはセンターがボールを動かしたのを見て動き出すというのだ。全く我々の時代の発想とは違うのだ。これが今アメリカのカレッジフットボールで行われているというのだ。次回はこのことをもう少し詳しく述べよう。

「大相撲・初場所」
大入り満員の大相撲が両国国技館に戻ってきた。初日から「満員御礼」となった「初場所」だが、千秋楽まで殆ど満員札止めだというから驚きだ。

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