「中津市へ」

「中津市へ」
福澤先生の故郷「中津市」を訪ねた。博多から2時間、中津は海辺の静かな町だった。徒歩で「福澤記念館」に行く。併設されて「旧福澤邸」もあった。明治34年に福澤先生の記憶を元に再建されたものらしい。部屋の中に吊るされたお櫃置きがあったが、これは先生が考えたもので、お櫃に入ったご飯が痛まないように風通しよく、天井から吊るされていて、且つ壁から離されていた。これはご飯を狙うネズミ対策にもなっていたという。先生は中津で漢学を学び、長崎留学で蘭学、更に大坂の適塾に学び、塾頭にもなり、その後江戸の中津藩邸で英語の塾を始めたのが今の「慶應義塾」の基となった。先生の肖像画が1万円札になって30年だという。丁度、消防の防火訓練が行われていた。この場所が中津にとって大切な場所だということが分かった。幕末、九州からは偉人が沢山輩出されている。早稲田の創始者大隈重信、そして維新を成し遂げた薩摩人たちと枚挙に暇がない。

「2015年の映画のお話し」
映画「鉄道員 ぽっぽや」(銀座TOEI座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年9作目)
高倉健の遺作だが、素晴らしかった。感動感激。朴訥として鉄道員としてでしか仕事が出来ない不器用な男を描ききっていた。ラストが感動だ。

映画「ジミー、野を駆ける伝説」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年10作目)
1932年のアイルランド。イギリスの干渉、農民と地主の対立、そんな中自由を求めた一人の男、ジミーを描く。

映画「スパイ・レジェンド」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年11作目)
引退したCIAのスパイが妻を殺された復讐に走り出す。中々面白かった。

映画「アゲイン」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年12作目)
副題は「28年目の甲子園」。高校時代県大会決勝戦の前日、部員が暴力事件を起こし、欠場してしまった彼らが28年後に再び甲子園に挑むというもの。野球ファンならば必見だ。感動しました。

映画「神様はバリにいる」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年13作目)
フランスのパリが舞台の映画だと思って観たら、インドネシアのバリだった。事業に失敗し自殺しようとしてバリを訪れた若い女性が日本人の富豪に出会い、人の繋がりと思いやりを見つけるというもの。

日経新聞1月23日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「おみおくりの作法」が4つ星、「アニー」が3つ星、「アゲイン」が2つ星、「スパイ・レジェンド」が3つ星、「シェアハウス ウィズ ヴァンパイア」が3つ星、「二重生活」が3つ星、「激戦 ハート・オブ・ファイト」が3つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷)、新潟(越後湯沢)、長野(善光寺)を訪れました。
2015年の海外旅行は、
「2015年 歌舞伎観劇シリーズ」

「2015 本の記憶シリーズ」
「望の夜」(今井 絵美子 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年14冊目)「髪ゆい猫字屋繁盛記」シリーズ第4弾

「操の護り」(上田 秀人 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年15冊目)「御広敷用人大奥記録」シリーズ第7弾

「千両箱」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年16冊目)「般若同心と変化小僧」シリーズ第4弾

「儀式 上」(パトリシア・コーンウェル 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年17冊目)「検死官スカーペッタ」シリーズ第21弾

「儀式 下」(パトリシア・コーンウェル 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年18冊目)「検死官スカーペッタ」シリーズ第21弾

「私闘向島」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年19冊目)「剣客船頭」シリーズ第11弾

「岳飛伝」(北方 謙三 著)集英社刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年19冊目)「岳飛伝」シリーズ第11弾

「ゴースト・スナイパー」(ジェフリー・ディーヴァー 著)文芸春秋刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年19冊目)「リンカーン・ライム」シリーズ第10弾
このシリーズはいつも単行本で買い求めている。文庫本になるまで待てないからだ。流石、実に面白い。今回も捻りに捻った内容で最後の最後まで種が仕掛けてあった。最高です。

「闇の陣羽織」(鈴木 英治 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年20冊目)「沢宮官兵衛」シリーズ第1弾

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