「桜散らす雨」

「J  REPORT 2015 4月第3週」
「リタイアメント・ノート 6年10ヶ月目」、
「VOL。893 SINCE AUG.12th、1983」
「桜散らす雨」
「上野の桜」
残念ながら上野の桜は既に散り始めており、青葉が出始めていた。それでも小雨の中、外国人観光客を含めてもかなりの数の人たちが散策し、更にビニールシートを敷いて宴会をやっている人たちもいた。この雨の中の花見とは御苦労なことだ。

「意識」
解剖学者の「養老猛司」氏がNHKラジオで話していたことを一つご紹介しよう。睡眠を含めて人間は人生の三分の一は意識が無い状態だという。考えてみればそうだと私も納得。ということは意識がある状態とない状態を繰り返しているということだ。余談だが氏によれば学生は一日の半分が意識の無い状態だという。勿論学内においても、だそうだ。では人間は意図的に意識を失ったり取り戻したり出来るのか?否、出来ないそうだ。では何が意識をコントロールしているのか?これは身体の細胞それぞれにあるのだと養老氏は言う。人間は自分では意識のあるなしをコントロール出来ないが、自動的に身体の各細胞が意識をなくしたりまたは覚醒させたり出来るのだというのだ。そこで思うのだが、意識をなくしてそのままになってしまった場合が所謂植物人間、脳死と言う訳だ。すると死ぬということは意識が戻らないということなのだろう。従って夜睡眠状態になって意識が無くなって、そのままだと死ということになる。これが突然死ということか?まあ、朝になって眼が覚めることを祈るばかりだ。

「今年もグルーヴ46開催」
大学時代の体育会同期の仲間たち60数名が集まって4月6日、同窓会を開いた。昭和46年大学卒の仲間が毎年集まるようになって7年目だ。秋にもゴルフ会と泊りがけの宴会、そして忘年会と度々集まっている。もう66歳以上の叔父さん叔母さんだが、皆元気だ。病気を患った者も当然いるだろうし、物故者もいる。それでも同期の仲間との会食は楽しい。母校の歌を歌い、気勢を上げた一晩だった。母校の体育会運動部に対する考え方は厳しく、一般入試で合格した学生の中から好きな者が好きな運動部に進むべきとの考えで、スポーツ推薦やスポーツ学部は全く考えていない。それがライバル早稲田との違いだ。それでもスポーツ好きが体育会を構成して母校を代表して戦っているのだ。体育会は部数41で学生数は約2500名、母校の学生数は全体で24000人だから約1割強が体育会に参加しているという。最大の部は野球部約200名だ。我がアメリカンフットボール部も150名を越える多数の部員を抱えている。推薦がないから弱いとは言わせないで現役たち頑張ってくれ。我が体育会、2017年で125年を迎える。会で写真係を承っている小生は一人の男性から「セコ、歳取ったなあ」と言われた。「お前も同じだろう」とは言い返さなかった。
追伸:空手部OBのK氏と雑談。2020年の東京オリンピックに空手を正式種目に採用させようという話しがあり、彼が事務局を担当しているとのことで、なんと全世界に空手愛好者は6000万人もいると言う。立派にオリンピック競技になってもおかしくない。大陸から沖縄に伝わった時は「唐手」と呼ばれていた。それが「空」を当てて空手にしたことが正に世界規模になれた由縁かも知れなかった。空手を応援しよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。