「東叡山寛永寺山門」
寛永寺の山門には戊辰戦争の際に官軍の砲撃で出来た穴が空いているとの話しを聞いたので、訪れてみた。修学旅行生が付近には沢山いたが、誰も山門など見向きもしない。引率の教師もここに山門があることすら知らないのだろう。震災、空襲と2度に渡り移されたために上野の線路沿いの場所に現在はある。よく目を凝らすと確かに向って右の門扉の中ほどに穴が空いていた。今、東京で戊辰戦争の痕跡を探すとするとここしかないだろう。
「2015年の映画のお話し」
映画「誘拐の掟」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年89作目)
妻を誘拐され、身代金を支払ったにも関わらず妻は殺された男が、主人公の元警察官で今は私設の探偵に犯人探しを依頼するというもの。同じような犯行が過去にもあり、やがてまた新しい誘拐が企てられた。果たして残忍な犯人達はどこにいるのか?最後は墓場での戦いとなる。
映画「あん」(銀座シネスウッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年90作目)
樹木希林の演技が光る。ドラ焼き屋にアルバイトで入った老女の餡を作る技が冴え、一気に人気のドラ焼き店になる。だが彼女の過去が何者かによって暴かれる。老女はハンセン病の元患者だった。そこから客が去って行く。ドラ焼き屋の雇われ店長と顧客の女子中学生が老女を訪ねる。中学生役を希林の孫娘が演じていた。今年一番感動した映画でした。良かった。満席でした。
映画「ジェームズ・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年91作目)
ソウル・シンガーのJBの半生を描く。歌が素晴らしい。
映画「新宿スワン」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年92作目)
新宿の町でホステス等を集めるスカウトの若い男性を描く。島争いや弱い女性を食い物にする組織との戦いと活劇が凄い。エリカ様が綺麗だった。
日経新聞6月5日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「海街DIARY」」が4つ星、「トイレのピエタ」が4つ星、「トゥモローランド」が3つ星、「靴職人と魔法のミシン」が3つ星、「おかあさんの木」が2つ星、「予告犯」が2つ星、「夫婦フーフー日記」が3つ星でした。
「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」
「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)を訪れました。
2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)5月の2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)でした。
「2015年 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)
「2015 本の記憶シリーズ」
「猫鳴小路のおそろし屋」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年127冊目)「江戸城奇譚」シリーズ第3弾
「関宿御用達」(千野 隆司 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年128冊目)「入り婿侍商い帖」シリーズ第1弾
「異国の影」(佐伯 泰英 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年129冊目)「新・古着屋総兵衛」シリーズ第10弾
「わるじい秘剣帖」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年130冊目)「わるじい秘剣帖」シリーズ第1弾
「ちゃんちき奉行」(井川 香四郎 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年131冊目)「もんなか紋三捕物帳」シリーズ第1弾
「妖刀始末」(藤井 邦夫 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年132冊目)「御刀番 左京之介」シリーズ第1弾