「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「グレタ」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年170作品目)映画グレタ
ニューヨークの地下鉄で忘れ物のバッグを拾ったフランシスは親切にも落とし主に届ける。そこには母親のような女性グレタがいた。そして親密になるのだが、グレタのストーキングに困るフランシス。彼女を襲ったのは恐ろしい結末?だった。かなり怖い映画でした。

「ひとよ」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年171作品目)映画ひとよ
DVの夫を車でひき殺した母親の動機は、子供たちを夫の暴力から守ることだった。それから15年、母は戻って来たが、子供たちとの間には溝があり傷は癒えていなかった。

「マイ・フーリッシュ・ハート」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★(今年172作品目)映画マイフーリッシュハート
オランダでアメリカの有名トランぺット奏者がホテルの窓から飛び降りて死んだ。事件を捜査する刑事が関係者を巡り証言を探ると自らの行為と重なり合う部分が見つかる。被害者は自殺したのだが、DVにより女性に逃げられ捨てられてのショック、薬漬けの日々、奈落の底に向かって落ちていく姿が重なる。題名は捨てた女性が「死因は私が捨てたことなの、私のバカな心が原因なの」と語るのだった。

11月15日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「アイリッシュマン」が4つ星、「ローロ 欲望のイタリア」が3つ星、「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」が3つ星、「殺さない彼と死なない彼女」が3つ星、「地獄少女」が3つ星、「わたしは光をにぎっている」が3つ星、「i 新順記者ドキュメント」が3つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」ひとりの
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」「ジョン・ウィック パラベラム」「ジョーカー」「樹木希林を生きる」「真実」「最高の人生の見つけ方」「宮本から君へ」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
吉例顔見世大歌舞伎(11月)観劇=歌舞伎座にて(初めて桟敷席に座ったが、やはり足も延ばせて楽でした)歌舞伎
一幕目=研辰の討たれ=刀の研ぎ士だった辰次は口が達者で侍になるが、仲間から馬鹿にされて、遂には家老から叱られたのを逆恨みして暗殺してしまう。そして家老の息子2人から仇討で追われる身。とうとう四国善通寺で二人に見つけられ、打ち取られてしまうが、ここでの大立ち回りは観客席にまで入り込むというもの。面白かったね。
二幕目=関三奴=日本橋で大名行列の毛槍の舞が演じられる。
三幕目=梅雨小袖昔黄八丈 髪結新三=白子屋の一人娘のお熊を浚った髪結の新三。それを取り戻そうとする親分源七を軽くあしらう新三。そして遂には老獪な大家が現れ、新三との駆け引きが最大の見所。流石河竹黙阿弥作だ。

相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「わらしべ悪党」(和田 はつ子 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年227冊目)本わらしべ悪党
時代物ばかりの作家かと思っていたら意外な作品でした。

「大江戸少女カゲキ団」(中島 要 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年228冊目)本大江戸少女カゲキ団

「居眠り磐音 捨雛ノ川」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年229冊目)「居眠り磐音・決定版」シリーズ第18弾本居眠り磐音18

「裏店とんぼ」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年230冊目)「研ぎ師人情始末」シリーズ第1弾本裏店とんぼ

「汝よさらば」(門田 泰明 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年231冊目)「浮世絵宗次日月抄」シリーズ第3弾本汝よさらば

「居眠り磐音 梅雨ノ蝶」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年232冊目)「居眠り磐音・決定版」シリーズ第19弾本梅雨ノ蝶

「抜け文」(金子 成人 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年233冊目)「脱藩さむらい」シリーズ第3弾本抜け文