「松方コレクション展」

「松方コレクション展」
国立西洋美術館60周年記念として上野で開かれている松方コレクション展は本当に凄い人でした。(写真:M3)M3
(写真:M4)M4
チケット売り場に並ぶ列が門のところまで延びていた。こんなのは初めてだ。
さて館内は熱気一杯でした。御存じのようにこのコレクションは松方幸次郎氏が川崎造船社長時代にフランスを中心として買い求めた美術品だ。戦後敵国資産として没収されたが、サンフランシスコ講和条約後フランス政府に交渉して返還されたのだが、その時の条件として、これら作品群を展示出来る新しい美術館を造ることが提示され、ル・コルビジュエ氏設計により完成したのがこの美術館である。しかし約20点は非常に貴重なフランス文化だということから没収されたままだが、その一部も今回借り受けて来て展示されていた。それが「ゴッホのアルルの寝室」だ。(写真:M5)M5
それでは有名な作品の一部をご覧頂こう。写真は「MASTERPIECES The National Museum of Western Art, Tokyo」から引用撮影した。
「ブリューゲル(子) 鳥罠のある冬景色」(写真:M6)M6
ブリューゲルのこの作品は私の大好きな絵画です。
「クールベ 波」(写真:M7)M7
「マネ ブラン氏の肖像」(写真:M8)M8
これも有名なマネの代表作です。
「モネ 舟遊び」(写真:M9)M9
この船が半分しか描かれていない絵も素晴らしい。
「マネ 陽を浴びるポプラ並木」(写真:M10)M10
「モネ 睡蓮」(写真:M11)M11
この絵は松方氏が直接モネ個人から買い求めたものだ。
「ルノワール アルジェリア風のパリの女たち」(写真:M12)M12
「ルノワール 帽子の女」(写真:M13)M13
これは実に綺麗な女性を描いている傑作ですね。
「ピサロ 収穫」(写真:M14)M14
「ミレイ あひるの子」(写真:M15)M15
「セガンティーニ 羊の剪毛」(写真:M16)M16
「ゴーガン 海辺に立つブルゴーニュの少女たち」(写真:M17)M17
「アマン=ジャン 日本婦人の肖像(黒木夫人)」(写真:M18)M18
「ブラングイン しけの日」(写真:M19)M19
「ロダン 地獄の門」(写真:M20)M20
本当に見応えのある展覧会です。日本にこれほどの絵画があるという事実に感激です。松方さん、ありがとう。絶対に観るべき絵画展です。