「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「誰もが、それを知っている」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年89作品目)映画誰もがそれを知っている
スペインにアルゼンチンから親類の結婚式に出るために娘(ペネロペ・クルス)と孫たちが帰ってきた。そして結婚式の夜に16歳の孫娘が誘拐される。果たして親戚たちはどのように行動するのか?30万ユーロの身代金の要求がくる。内情を知っている身内の犯行なのか?最後の最後まで飽きさせない映画でした。

「ゴジラ キングオブモンスター」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年90作品目)映画ゴジラ
余計なことを言う必要はないだろう。ゴジラの映画がハリウッドに渡ったということだ。

「さよなら くちびる」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★★(今年91作品目)映画さよならくちびる
最高の映画でした。歌が良い、詩が良い。もう涙が溢れました。2人の女性フォークグループ「ハルレオ」、作詞と作曲は「ハル」(門脇麦)、一緒に歌うのは「レオ」(小松菜奈)、路上で歌っていた二人にドライバー兼マネージャーで加わった「シマ」(成田凌)と3人で最後の国内7都市のツアーに出掛ける。3人は袂を分かち解散するというのだ。そこで起きる三角関係だったり、我儘だったり、でも音楽を愛する気持ちは一緒。こんな良い映画を皆さんに紹介しない訳にはいかない。絶対お勧めです。二人の歌を聴くだけでも素晴らしいです。

「長いお別れ」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年92作品目)映画長いお別れ
本当に考えさせられる映画だ。70才で認知症を発症した男性とその妻。そして長女は夫の関係でアメリカ西海岸に住み、息子がいる。次女は料理関係だが、男性との関係がうまく進まない。そんな家族の7年間を描く。徐々にしかし確実に進む認知症。老いとは、家族とは、色々と現実を突きつけられた映画でした。英語で「LONG GOODBYE」とは、認知症になることを言うらしい。

「僕はイエス様が嫌い」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年93作品目)映画僕はイエス様が嫌い
短い作品だ。地方のミッションスクールに転向した少年が、学校での祈りやらこれまでと違う校風に戸惑う。彼が祈ると小さな神様が目の前に現れる。神様にお願いしても何事も叶う訳ではない。現実と祈りとのギャップが主題だった。

「エリカ38」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年94作品目)映画エリカ38
実際は60才を越えている女性が38才と偽り、多額の詐欺事件を起こし、タイに逃亡した事件だ。実はの脚色だが、主演が浅田美代子、その母親役が樹木希林という組み合わせ。浅田の体当たりの演技が怖い。

6月7日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は「アラジン」が3つ星、「ハーツ・ビート・ラウド」が4つ星、「パドマワーク 女神の誕生」が4つ星、「クロッシング」が3つ星、「スノー・ロワイヤル」が3つ星、「クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅」が3つ星、「海獣の子供い」が3つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月に2度北海道と1度の佐賀武雄温泉。6月に孫を連れてハワイアンズに、更に6月末からは神奈川会の仲間と三陸に、7月に4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は孫娘と一緒に再び壱岐に、そして9月は北海道へ競争馬を観に行く予定。
海外旅行は、2月と5月のハワイ、8月もハワイの予定。

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「入り婿侍商い帖 外伝 青葉の季節」(千野 隆司 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年110冊目)本入り婿侍商い帖外伝
このシールズは本当に面白い。是非ともお読みいただきたいと思います。

「駿河の海」(北川 哲史 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年111冊目)「名奉行筒井政憲異聞」シリーズ第1弾本駿河の海
新しいシリーズだが、中々に面白い。次が期待される。

「十手長屋物語 三」(坂岡 真 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年112冊目)「十手長屋物語」シリーズ第3弾本十手長屋物語

「上様の大英断」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★★(今年113冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第10弾本上様の大英断

「日の昇る国へ」(佐伯 泰英 著)新潮文庫 私的批評眼★★★★(今年114冊目)「新・古着屋総兵衛」シリーズ第18弾完結編本日の昇る国へ

「大江戸閻魔帳」(藤井 邦夫 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年115冊目)「大江戸閻魔帳」シリーズ第1弾本大江戸閻魔帳