「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「ある少年の告白」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年67作品目)
18歳の少年がゲイであることを両親に告げた。熱心なクリスチャンの父親は矯正施設に入れてしまう。そこでは神を信じ、帰依すると共に自己を変えることを強要するものだった。少年の神との葛藤を描く。「神はいるのか」がテーマか?
「シャザム」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年68作品目)
SHAZAMとはアルファベットの頭文字を集めたもので、魔法の6つの超能力のこと。純真な心を持つ少年が選ばれてシャザムとなりヒーローとして活躍する。身体は大人で心は少年のままというのが落ち。全員が里子里親で血の繋がりはない家族に新しくやってきたのがビリーだった。そのビリーが魔法使いに!!
「荒野にて」(HTC渋谷にて)私的批評眼★★★(今年69作品目)
16歳の少年チャーリーは父を失い、子供の頃いなくなった母親を探しに、好きな競走馬ピートと共に旅に出る。そこは荒野。苦労に苦労を重ねて母のいると思われるワイオミング向かうのだが、果たしてその結末は?少年の人生を掛けた旅で経験することは彼をどう変化させるのだろうか?
「アガサ・クリスティ ねじれた家」(角川シネマ有楽町にて)私的批評眼★★★(今年70作品目)
1957年英国。大金持ちが殺された。犯人は誰なのか?一緒に住む家族全てに可能性があった。しかし遺言を巡る不可思議な事柄。孫娘の元恋人が私立探偵とし登場する。兎に角練りに練った話しで最後まで犯人は分からない。一転二転、さらに三転の結末でした。流石アガサ・クリスティの作品でした。
「イメージの本」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★(今年71作品目)
分かり難い内容だった。フランスの映画だが、全てが映画の一部や実写フィルムの一部で構成されていて、戦争や暴力、アラブ、湾岸国と次々と飛び、何を言いたいのか不明でした。芸術性高過ぎるのかな?
4月26日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ある少年の告白」が4つ星、「バースデイ・ワンダーランド」が3つ星、「アベンジャーズ エンドゲーム」が4つ星、「パパは奮闘中!」が3つ星、「ビル・エヴァンス」が3つ星、「あの日々の話」が2つ星、「誰がために憲法はある」が3つ星でした。
「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」
「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」
「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
1月大歌舞伎=歌舞伎座にて
2月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
「2019 旅暦」
国内旅行は、1月に2度北海道と1度の佐賀武雄温泉。6月に孫を連れてハワイアンズに、更に6月末からは神奈川会の仲間と三陸に、7月に4S会で壱岐の島から長崎へと、そして9月は北海道へ競争馬を観に行く予定。
海外旅行は、2月と5月のハワイ、8月もハワイの予定。
「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「眠れない狂四郎 二」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年80冊目)「耳袋秘帖」シリーズ第2弾
「金座」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★★(今年81冊目)「鬼役」シリーズ第26弾
鬼役とは将軍の毒見薬。常に死を覚悟している。幕臣随一の剣の腕を持ち、密命も果たすヒーローだ。
「拝領刀の謎」(鈴木 栄治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年82冊目)「口入屋用心棒」シリーズ第44弾
本当に長いシリーズだ。まだ終わりそうにない。
「十手長屋物語 二」(坂岡 真 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年83冊目)「十手長屋物語」シリーズ第2弾
「ロマンシエ」(原田 マハ 著)小学館文庫 私的批評眼★★★★★(今年84冊目)
好きな作家の本だからなのだが、着想も面白い。恋愛ものとはちょっと違うけれど、パリの街を実に上手く描き出している。観光にも参考になるかも。