「余市から札幌へ」

「余市から札幌へ」
小樽へは18日にやってきて以来、今月2度目だ。まずはローカル列車で余市に行く。結構乗客がいる。余市駅だ。雪に覆われ除雪作業中だった。(写真:Y1)Y1
訪れたのは「ニッカウヰスキー」余市工場だ。2度目の訪問だ。元々は「大日本果汁株式会社」と言っていたのを、戦後「日果」と短絡化して「ニッカ」としたという。(写真:Y2)Y2
(写真:Y3)Y3
ウイスキーは、二条大麦を砕いて乾燥させてから水を入れて酵母で発酵させてアルコールを作り出すという。それから醸造になるのだが、我々が訪れたのが蒸留釜のあるところ、銅製の釜に直火で石炭を焚いて蒸留させるという。ここが火口だ。(写真:Y4)Y4
まず発酵段階ではアルコール度数は8%程度。それを一回目の蒸留で30%、2度目の蒸留で63%程度にまで高められ、モルトが出来るという。(写真:Y5)Y5
工員が火を点けた。最初にウイスキーの樽の古いものを入れて、それに着火させてから石炭を入れるという。温度は80度程度でコントロールするという。Y6
外に出る。NHKの朝ドラでも有名になった奥様の「リタハウス」だ。(写真:Y7)Y7
このドラマのお陰でそれまで工場見学者は年間30万人程度だったのが、なんと90万人にもなったというから、その力は大きい。次は保存倉庫だ。沢山の樽が並んでいる。(写真:Y8)Y8
(写真:Y9)Y9
樽で5年、10年、20年と保存される。その間徐々にウヰスキーは自然に減っていく。これを「天使の分け前」という。段々にウヰスキーが減り、その分色が濃くなっていくのだ。10年で三分の一程度まで減るようだ。
ウヰスキー博物館に入る。この人は実在した人で「キング・オブ・ブレンダー」だという。(写真:Y10)Y10
樽のサイズは色々あるが一番大きいのは500リッター入るという。(写真:Y11)Y11
燃料となるビートだ。(写真:Y12)Y12
有料カウンターだ。15ccで1000円の試飲用ウイスキーが何種類かあった。(写真:Y13)Y13
初めてこの工場で作られた最初のウイスキーだ。(写真:Y14)Y14
試飲会場では2種類のウイスキーと1種類のワインが出て来た。(写真:Y15)
小樽へ戻るのだ、列車はニセコからの帰りのスキー客で満員だ。結局立ちっぱなしだった。
タクシーで天狗山に行く。スキー場だ。(写真:Y16)Y16
ゴンドラで上に上がり展望台から小樽市内を見下ろす。(写真:Y17)Y17
左手を見ると、こちらが北の方角だが、昨晩食事した青塚食堂の方角だ。(写真:Y18)Y18
森の中を中国人たちが歩き回っている。雪が珍しい地方の人たちだろう。(写真:Y19)Y19
中国、韓国、台湾、香港、タイランド、マレーシア、インドネシアからの観光客が多いという。新千歳空港ではタイのバンコク行きの直行便もあった。
スキーヤーもいた。(写真:Y20)Y20
小樽の夜景直前風景だ。(写真:Y21)Y21
さて、札幌へ出てホテルにチェックインしてから薄野の「いちふじ」に行く。寒いからホテルからはタクシー利用だ。
まずは「先附」(写真:Y22)Y22
ホヤもあった。次が「タラバカニ」(写真:Y23)Y23
そして「刺身盛り合わせ」(写真:YY24)Y24
「ジャガイモの煮物」(写真:Y25)Y25
「ホタルエビ」(写真:Y26)Y26
最後は「焼き物」だ。(写真:Y27)Y27
ご馳走様でした。美味しかった。