「手前勝手世界食物語、第509号」
「美々卯のうどんすき」
美々卯の本店は大阪府堺市だ。そして「うどんすき」はこの店の商標登録だ。
京橋店には数々の「ウサギ」にまつわる品が飾られていた。(写真:食1)
(写真:食2)
(写真:食3)
(写真:食4)
(写真:食5)
元々関西は、「蕎麦」より「うどん」が主力の世界だ。そこで「うどんすき」という独特の食文化を編み出した「美々卯」には頭が下がる。薄い関西風の味付けの出汁に色々な具材が入り、それにうどんが長く煮込まれても決して崩れることがない独特のうどんなのだ。
「うどんすき」というネーミングも「すき焼き」のイメージを重ねて美味しい鍋だと分かる。堺の本店は実は小さな店で目立たない店構えだ。隣のファミレス・チェーン店の方が看板も大きく余程目立つ。
それでも知る人は知る名店なのだ。
では「うどんすき」を食べよう。(写真:食6)
(写真:食7)
美味しいね。この熱々の出汁の中に「生車海老」を入れて残酷に殺して食べるのだが、これも美味しい。関西伝統の味でした。やはりうどんは関西だね。
以上、猛吹雪の網走から、勢古口がお送りしました。