「ルーベンス展」

J  REPORT2018年 10月第5週&11月第1週」
「リタイアメント・ノート 10年3ヶ月目」
「VOL.1079号 SINCE AUG.12th、1983」

「ルーベンス展」
17世紀を代表する「ペーテル・パウル・ルーベンス」(1577-1640)。彼は現在のベルギーの町「アントウェルペン」で工房を構え活動した。若い頃にはイタリアに滞在し、古代彫刻やミケランジェロ、ラファエロらの全盛期のルネッサンス美術、それにカラヴァッジョらの同時代美術を吸収して、自らの表現を確立した。
上野の国立西洋美術館で開催中のルーベンス展を訪れた。(写真:L1)L1
看板の絵は、「エリクトニオスを発見するケクロブスの娘たち」(1615-1616)だ。実に3人の女性の肌が美しい。(写真:L4)L4
切符売り場の風景だ。(写真:L2)L2
(写真:L3)L3
次の絵は「聖アンデレの殉教」(写真:L5)L5
独特の構図が人々の目を捉える。彼は「王の画家にして、画家の王」と呼ばれていた。画家であり、建築家であり、外交官であり、政治家でもあった。正に多才というべき人物だ。
日本では過去最大のルーベンス展、大作15点が公開されており、来年1月20日まで開催してます。