「鎌倉学園戦」

「秋のフットボールシーズ・高校は第3週」
「鎌倉学園戦」
大学のBIG8は、日大が今シーズンは出場しないので試合数が減って、2週間毎の試合となっていて、今週は高校の2試合目が行われた。相手は春の初戦で敗れた「鎌倉学園」だ。
敵のメンバー数は約30人、対して母校は今回は約100名だ。グラウンドはホームグラウンドの日吉陸上競技場だが、春に敗れているので、母校はビジター用のユニフォームに向こう正面に位置していた。(写真:F1)F1
鎌倉のキックオフで試合は始まった。母校は自陣37ヤードの攻撃でランが立て続けにゲインし、あっという間に敵陣2ヤードまで進み、中央突破でTD、TFPもキックが決まり、7:0となった。
その後、鎌倉の攻撃はマイナス1ヤードでパント。次の母校の攻撃もファーストダウンを2度重ねたが、結局パント。鎌倉の攻撃は全くヒットせず、直ぐにパント。兎に角母校ディフェンスが激しい動きでランを止めている。素晴らしい活躍だ。第2Qに入ってもディフェンスの動きは変わらず、全くのシャットアウト状態が続く。1分21秒に母校QB4番近藤君が自らボールをキープし、左サイドラインを走って48ヤードのTDランとなった。しかしTFPはブロックされ不成功。13:0となった。
第3Qでも鎌倉は全くファーストダウンを奪うことが出来ない。完封だ。母校は着々とパスやランが次々と決まり、3Q終了間際にダイブでTD、27:0となる。
第4Q、鎌倉はパントを蹴ると見せかけて、意表を突くパスを投げ、これが見事に決まり、79ヤードのTDを上げ一矢を報いた。27:6。
母校は81番WR石黒君への21ヤードのパスが決まり、34:6と更にリードを広げた。
残り1分34秒、またまたQB近藤君が31ヤードランでTD、TFPも決まり、41:6となったところで、ルールによりコールド・ゲームとなった。(写真:F2)F2
この試合は兎に角圧倒的な母校の攻撃力と共に、ディフェンスの活躍が素晴らしかった。鎌倉はパスを投げようとするとQBサックに追い込まれるといった具合だ。結局鎌倉はファーストダウンは1回だけ、TDも1回だけという状態で徹底的に痛めつけられたといった感じだった。母校の完勝といえよう。春の借りを返した試合でした。