「手前勝手世界食物語、第494号」
「丹想庵 健次郎」
浅草の浅草寺裏にある蕎麦店だ。友人の紹介で集まった。ミシュランガイドで星を獲得しているという店だそうだ。頼んだお酒は勿論「そば焼酎」だ。(写真:食1)
その名も「十割」と書いて「とわり」と読む。私は元々「十割蕎麦」を「とわりそば」と呼んでいる。しかし一般的には「じゅうわりそば」と言われているが、これは絶対に間違いだと今でも思っている。江戸の昔から「蕎麦切り」が流行り出す前は、蕎麦は「そばがき」だった。これを蕎麦粉100%にしたとしたら、当然「十割」は「とうわり」と読むのが普通ではなかろうか。まあ能書きはいいとして、まずは食べてみよう。
夏野菜の盛り合わせ。(写真:食2)
焼き味噌ほか。(写真:食3)
山菜蕎麦。箸休めかな。(写真:食5)
魚の叩き。(写真:食6)
天麩羅。(写真:食7)
盛り蕎麦。(写真:食8)
デザート。(写真:食9)
確かにここの蕎麦は美味しかった。既に新そばが出てきていた。出汁もいい。これならばミシュランも納得だ。夫婦お二人でやられている店。ご亭主と秋田美人の奥様でした。(写真:食10)
この店ならば他の人にもお勧めできる店でした。(写真:食名刺)
これからの2枚の写真はI君から送られたもの。店の入り口。(写真:蕎麦1)
お酒。(写真:蕎麦6)
以上、またまた暑さがぶり返した東京から勢古口がお送りしました。