「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「焼肉ドランゴン」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年115作品目)映画焼肉ドラゴン
終戦後から住み続けている伊丹空港近くのバラック街の焼肉店。そこに住む在日朝鮮人家族を描く。こういった時代もあったのだ。1970年から71年、時代は万博から高度成長期に移り変わりつつあった。

「女と男の観覧車」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★★(今年116作品目)映画女と男
1950年代のコニーアイランド。共に連れ子の夫婦のところに夫の疎遠だった娘がやってきた。ニューヨークのギャングと結婚したが、FBIに捕まり夫の悪事を話してしまったという。マフィアから追われているというので匿うことにした。一方妻はといえば海岸のライフガードと不倫中。ところが帰ってきた娘がこのライフガードに一目ぼれ。さあどうなるのか?観覧車は一周して元に戻るのか?古いアメリカが今も新しいアメリカとダブって見えた。

「告白小説、その結末」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年117作品目)映画告白
階段から落ちて足を骨折した女流作家の元に知り合いの女性が手助けと称して入り込む。徐々に彼女に洗脳される作家。パソコンもメールも全て彼女の支配化に置かれ、体調が徐々に悪化。そして遂に?洗脳過程が実に恐ろしい。

「ブリグズリー・ベア」(HTC渋谷にて)私的批評眼★★★★(今年118作品目)映画ブリグズビー
赤ん坊の時に浚われ、それと知らずに監禁生活で25年経って救出された男性。彼は子供の頃から親が見せてくれたビデオテープで育った。それは熊の縫い包みが宇宙で活躍するという冒険物。だがこれは誘拐犯の夫婦の自作自演のビデオだった。男性は本当の親の元でもこのビデオを見たく、また続きを自分で造ろうとする。周囲の協力もあり、映画は完成する。心温まる映画でした。

6月29日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「パンク侍、斬られて候」が4つ星、「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」が3つ星、「オンリー・ザ・ブレイブ」が3つ星、「天命の城」が3つ星、「正しい日、間違えて日」が4つ星、「猫は抱くもの」が3つ星、「審判」が3つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」「モリーズ・ゲーム」「モリのいる場所」「犬ケ島」「ゲティ家の身代金」「ファントム・スレッド」「ワンダー」「天命の城」「女と男の観覧車」「告白小説、その結末」「ブリグズビー・ベア」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」
7月大歌舞伎観劇予定

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)。7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「最期」(小杉 健治 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★(今113冊目)本最期

「青嵐」(藤原 緋沙子 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今114冊目)「見届け人秋月伊織事件帖」完結編映画青嵐

「お悦さん」(和田 はつ子 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今115冊目)「大江戸女医なぞとき譚」本お悦さん

「遠山金四郎が咆える」(小杉 健治 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今116冊目)シリーズ第3弾本遠山金さん

「空飛ぶ姫」(和久田 正明 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今117冊目)「髪結いの亭主」シリーズ第10弾本空飛ぶ

「比叡山の鬼」(佐々木 裕一 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今118冊目)「公家武者信平」シリーズ第3弾本比叡山

「怪盗鼠推参」(稲葉 稔 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今119冊目)シリーズ第2弾本怪盗ねずみ

「謎の殺し屋」(鈴木 英治 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今120冊目)「蔦屋重三郎事件帖」シリーズ第2弾本謎の殺し屋