「今週の映画と本」
「30年目の同窓会」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年105作品目)
息子がイラク戦争で死亡した。遺体を引き取りに向かう父親は、昔ベトナムで戦った戦友の元へ行き、同行を願う。一人はバーの経営者、一人は聖職者。こうして3人の旅が始まる。常に米国は戦争を世界中で行っていることを実感させられた映画でした。親と子の愛、そして友情、その旅の果ては?
「終わった人」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年106作品目)
東大法学部卒メガバンクの支店長から傍系会社の専務で定年を迎えた男。やることがない彼は、何を次の目標として生きるのか?終わってしまった男なのか?はたまた復活できる人生なのか?
「散る桜、残る桜も散る桜」(良寛作)がテーマだとか。
「VISION」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★(今年107作品目)
フランス人の女性エッセイストが長野の山で山守と知り合い、恋に落ちていくメロドラマ。山の景色が美しい。
「当該道中膝栗毛・歌舞伎座捕物帳」(東劇ーにて)私的批評眼★★★(今年108作品目)
シネマ歌舞伎。やじさんきたさんが大活躍。
「ワンダー 君は太陽」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年109作品目)
遺伝子の問題から奇妙な顔で生まれた少年の5年生の1年間を描く。いじめが根底にある中、両親や姉の愛、そして友情が美しい。アメリカならではの映画だ。大人も子供も感激出来る。
6月15日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「それから」が4つ星、「母という名の女」が4つ星、「メイズ・ランナー 最期の迷宮」が3つ星、「ゲッペルと私」が3つ星、「フジコ・ヘミングの時間」が3つ星、「家に帰ると妻が必ず死んだふりとしています」が3つ星、「30年後の同窓会」が4つ星でした。
「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」
★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」「モリーズ・ゲーム」「モリのいる場所」「犬ケ島」「ゲティ家の身代金」「ファントム・スレッド」「ワンダー」
「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」
7月大歌舞伎観劇予定
国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)。7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。
「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「闇に咲く」(あさの あつこ 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★(今106冊目)「おいち不思議がたり」シリーズ第3弾