「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2018 私の映画鑑賞記録」昨年は200本の映画を観ました。
「ウィスキーと二人の花嫁」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年29作品)映画ウィスキー
1941年のスコットランド。時の首相チャーチルはドイツとの戦いのため、武器の輸入に必要なドル獲得を図りウィスキーをアメリカに輸出することにした。当時アメリカは禁酒法の後で醸造会社が軒並み倒産していた。ウィスキーは貨物船でリバプールから北航路で運ばれたが、スコットランド沖で座礁、島の住民は久し振りのウィスキーに沸いた。盗み出したウィスキーを税務署が摘発しようとする。そこで起こる出来事に二人の花嫁が絡み、結婚式は大変なことに。映画の前にトークショーがあった。(写真:トークショー)

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これによって時代背景が分かった。それとスコットランド人のウィスキーに対する熱情の凄さも感心させられた。

「グレイテスト・ショーマン」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年30作品)映画グレイテスト
流石ハリウッドだ。楽しめるミュージカル映画でした。

「リバーズ・エッジ」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年31作品)映画リバー
携帯がまだ普及していない時代の事。大田区の高校生の過激な生き様を描く。愛情、嫉妬、セックス、殺人未遂、いじめ、暴力、放火、薬物等々があり、かなり激しいセックス場面もある。反面、若い彼らの生き様を見事に描ききっていた。有名漫画の映画化。

「長江 愛の詩」(恵比寿ガーデンシネマにて)私的批評眼★★★★(今年32作品)映画長江
上海から長江を一人の船長が小さな貨物船で遡上する。亡き父の残した長江図を元にして進む。そこには一人の女性の影が見えてきた。詩を読みながら数十日に亘り長江を登る船長。何とも不可思議な映画でした。

「ミッドナイト・バス」(有楽町スバル座にて)私的批評眼★★★★(今年33作品)映画ミッドナイト
実に丁寧な映画でした。新潟に自宅がある夜行バスの運転手。バツイチ、息子は仕事を辞めて東京から戻る。娘は地元のアイドルを目指す。彼は東京に恋人がいた。別れた妻が父の世話のためにつきに一回新潟にやってくる。壊れた家庭がどう修復されていくのかが見所。心温まる映画でした。

「絵文字の国のジーン」(UC豊洲にて)私的批評眼★★(今年34作品)映画絵文字の国のジーン
絵文字は日本人が発明したもので、ネットや携帯で使用されている。その仮想世界をアニメ化。ソニーが造りました。

2月23日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「シェイプ オブ ウオーター」が5つ星、「ビガイルド」が4つ星、「ナチュラルウーマン」が4つ星、「ビッグ・シック」が3つ星、「あなたの旅立ち綴ります」が3つ星、「空海 美しき王妃の謎」」が2つ星、「願いと揺らぎ」が4つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」
★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」

「2018 観劇シリーズ」
・3月大歌舞伎の予定

国内旅行は、1月の東北。
海外旅行は、1月の台湾。

「2018 本の記憶シリーズ」 昨年は256冊の本を読みました。
「哀歌」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年29冊目)「新剣客太平記」シリーズ第8弾本哀歌

「逃げた名馬」(佐々木 裕一 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年30冊目)「公家武者信平」シリーズ第2弾本逃げた名馬

「げんげ」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年31冊目)「新酔いどれ小藤次」シリーズ第10弾本げんげ

「葵の密使」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年32冊目)「不知火隼人風塵抄」シリーズ第1弾本葵