「富岡八幡の本祭り」

「J  REPORT 2017 8月第4週号」
「リタイアメント・ノート 9年 2ヶ月目」
「VOL。1016号 SINCE AUG.12th、1983」
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「富岡八幡の本祭り」
江戸三大祭の一つ深川の富岡八幡は、今年は3年に一度の「本祭り」だ。各町内の神輿が全て出て来て八幡様に集まる「連合渡御」が行われるのだ。12日の土曜日の日に先週号でもお知らせした6月のシルクロードの旅でご一緒したH氏ご夫妻にお目に掛かりに「牡丹1丁目」の神輿の置き場に伺った。ご夫婦でおられた。(写真:M1)

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先日は大宮の氷川神社、次は沼田で担いだとのこと。仲間と集ってあちらこちらの祭りで神輿の担ぎ手として参加しているという。祭りの主催者に申し込みし、お願いして担がせてもらっているという。今回は門前仲町の牡丹1丁目町会の神輿だ。さあ、時間が来た。神輿が道路に出されてきた。(写真:M2)
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(写真:M3)
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(写真:M4)
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土曜日は町内を中心に約3時間担いで廻るという。暑い最中、ご苦労なことだ。私は墓参りの帰りに立ち寄ったので、これで失礼させてもらった。
翌日曜日の13日、昼頃に門仲に到着したが、もう神輿は全て出払っていて、通行止めとなった永代通りには人がいるだけで、神輿は姿かたちもなかった。連なって神輿は各町内を巡っているのだろう。八幡様の入り口には幟が立っていた。(写真:M5)
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その前で太鼓を叩いていたグループがいたが、人並みで見えない。音だけが聞こえる。仕方なく、カメラだけ上に上げて撮影。撮れたかな?(写真:M7)
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他の用事もあるので、神輿を見ることはなかった。水掛祭りとしても有名なので、午後4時頃には全ての神輿が神前に集まって盛んに神様を喜ばすために派手な動きをするのだろう。それ目掛けて大量の水が周囲から掛けられるのが、この祭りの特徴だ。掛け声は「わっしょい、わっしょい」だ。揃いに法被は汗と水でびっしょり。
さて、後日H氏からメールが来た。一部をご披露しよう。「2日間、存分に担ぎました。幸いお天気も良く、やはり深川のお祭りはいいですね。町の総代さんたちはたいへんですが、これも昔からのしきたり、仕方がないようですね。富岡八幡から朝、出発して8キロの道のりを渡御し、夕方近く、八幡様に向けて永代橋を渡るときは、それこそ祭りの醍醐味。永代通りを八幡様の方から眺めると、少しは暮れなずむ空に、永代橋のいただき付近に神輿の鳳凰が見え、だんだんと神輿が姿を現す様は、なんとも言い難いものがあります。」とのことだった。一年中、あちこちの祭りに出掛けられて神輿を担いでいるのだろう。本当に大変だと思うが、やはり好きでないと出来ないか。実にいなせなご夫婦でした。