「江戸時代の箱膳」

「江戸の庶民の生活は楽だったか?91」
「江戸時代の箱膳」
江戸時代には家庭でも宴会でも基本的に一人一膳の「箱膳」が使われていた。親子であろうとも夫婦であろうとも皿を共有することはなかった。ところが長崎では「卓袱(しっぽく)料理」では「丸卓」に乗せられた「大皿」に料理が盛られた多種類の料理を食べた。料理は「清」「オランダ」「ポルトガル」「スペイン」から伝わったものを供した。また土佐にも大皿料理「サワチ料理」がある。