「新世紀展」

「新世紀展」
中学時代の友人K氏から葉書を頂いた。彼の奥様が出展している絵画展「新世紀展」の招待状だった。昨年も頂いた。丁度バベルの塔展と同じ東京都美術館だったので、早速伺った。(写真:新世紀展)

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今回は二枚組の絵画で、室内を描いたものだが、若干抽象的なモチーフを薄いブルーとグリーンを基調にして描かれていた。(写真:Kさんの絵)
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これだけ大きな絵を描くためには恐らく半年以上の時間を掛けただろうに、いやはや恐るべき努力だ。それにしても如何にも女性らしい視点の絵だ。

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「ガーディアンズ オブ ギャラクシー リミックス」(TCスカラ座にて)私的批評眼★★★(今年74作品目)映画ギャラクシー
いつものふざけた奴らが宇宙の危機を救う。まあ娯楽映画だな。

「スプリット」(TCスシャンテにて)私的批評眼★★★(今年75作品目)映画スプリット
3人の女高生が誘拐された。犯人はなんと23人格の多重人格者。母親の虐待が原因。果たして彼女たちは逃げられるのだろうか?そして遂に24番目の人格が現れた。それは「ビースト」という名前だった。怖いが面白かった。

「カフェ・ソサエティ」(TCみゆき座にて)私的批評眼★★★(今年76作品目)映画カフェソサエティ
1930年代のハリウッドにやってきた青年は叔父の下で働く。好きになったのは叔父の秘書だった。だが失恋する。ニューヨークに戻った青年はギャングの兄の縄張りでナイトクラブを任され、これが大好評を得て資産家となる。そこへ叔父と今は叔父の妻になっているかつての秘書が現れた。アメリカの30年代が色濃く描かれていた。

「マンチェスター・バ・ザ・シー」(シネシャンテ銀座座にて)私的批評眼★★★★(今年77作品目)映画マンチェスター
自分の暖炉の火の不始末で幼い娘たちを火事で失い、妻とも別れた男。彼の兄は心臓を患っている。兄の妻は
それを嫌い別れる。兄が急死し、残された高校生の甥と彼の二人の生活が始まる。ここでの展開が実にアメリカの現在を示している。心洗われる映画でした。今年のアカデミー主演男優賞と脚本賞獲得作品でした。舞台はアメリカはボストン近郊の小さな港町でした。

日経新聞5月19日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「オリーブの樹は呼んでいる」が4つ星、「ろんぐ・ぐっどばい 探偵古井栗之助」が4つ星、「メッセージ」が3つ星、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミネックス」が3つ星、「アムール・愛の法廷」が4つ星、「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」が4つ星、「夜明け告げるルーのうた」が4つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

「2017 観劇シリーズ」

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。

「2017 本の記憶シリーズ」
「北冥の三匹」(幡 大介 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年96冊目)「銅信左衛門剣錆録」シリーズ第1弾本北冥

「杜若艶姿」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年97冊目)「酔いどれ小藤次決定版」シリーズ第12弾本酔いどれ

「参勤交代」(稲葉 稔 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年98冊目)「喜連川の風」シリーズ第3弾本喜連川の風

「すっとこどっこい」(金子 成人 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年99冊目)「若旦那道中双六」シリーズ第2弾本すっとこどっこい

「哀惜の剣」(小杉 健治 著)朝日時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年100冊目)「御用船捕物帖」シリーズ第3弾本愛惜の剣

「親子坂」(辻堂 魁 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年101冊目)「夜叉万同心」シリーズ第3弾本夜叉万

「伊達の味噌騒動」(幡 大介 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年102冊目)「銅信左衛門剣錆録」シリーズ第2弾本伊達

「ぶらり十兵衛」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年103冊目)「本所見廻り同心控」シリーズ第1弾本ぶらり十兵衛